笹かまくんの告白の所為で困惑。
前回からの続きです。
「夏菜ぁー。」
家に帰るなり、同居人である巫女見習いの美少女の夏菜に
今日の出来事を話そうとする鈴良。
「ん?どしたの??すず、元気ないけど・・・。」
「笹かまとかいう変な男に告白されたにゃん。」
「そう。告白。」
(・・・・・・・・・?!!!)
「告白?!!誰だって???」
驚いた様子で聞き返そうとする夏菜。
「笹かま・・・。」
「はあ?!!!食べ物じゃない。何よお腹すいてるの?」
「そうじゃなくて・・・」
「かまぼこなら冷蔵庫にあるから取ってくるわね。」
そう言いながら夏菜はその場を去る。
「ちゃんと聞いてくれにゃい!!もういいにゃん!!!」
怒った鈴良はぶつぶつ言いながら外に出た。
「でも・・・。」
シリアスな表情になり足を止める・・・。
「かまぼこくれるなら戻るにゃん・・・。はらぺこりだにゃん。」
周りに人がいたらずっこけそうになること必至である・・・。
「で?誰に告白されたって???」
「なんか名前忘れたけど千尋に似てたにゃん。」
はむはむ言いながらかまぼこを食べる鈴良はとうとう
相手の名前をすっかりど忘れしていた・・・。
「千尋に・・・・・・?」
少し顔色が変わる夏菜・・・・・。
(最近、私たちの関係がバレてるのかしら・・・?
何かを探ろうとしてるとか・・・?それで告白とか嘘をついてるとか???)
口元に手を当てて難しい顔で黙り込む夏菜・・・。
「まさかねー!!鈴良に限ってそんなウソ!!!」
パッと表情を明るく切り替えてにこやかになるが気になるのも事実・・・。
「ほんとに告白されたのね?!」
「ほんとだにゃんよおおお!!!」
「わかったわ!!今度その男、ここに連れてきなさい!!
私がどんな奴なのか見極める!!!いいわね?!」
興味津々の夏菜・・・・・。
続。
名前も忘れ去られている不憫な笹山。
夏菜は彼のことをどう思うのか???




