◎登場人物紹介(3章終了時点)
※コイツ誰だっけ? となった時などに御利用ください
※ネタバレの危険があるので、126話まで読み終えてから御覧ください
※登場人物紹介と言いながら、名前しか出てこないキャラも混ざっています
※3章が長いせいで何だかボリュームがえらいことになってるような……
※オマケで独自設定の組織などの大雑把な説明も最後に入っています
【主人公の関係者】
◎薮上荊斗 本作の主人公 高校1年生
周囲に奇人変人が増えていくのに困惑しつつ、これはこれで悪くないと感じている。
今後も騒動が続きそうだから、自宅のセキュリティを上げる必要性がありそうだと検討中。
そして、トラブル解決を商売にするなら事務所を用意するべきかな、と考えてもいる。
◎鵄夜子 荊斗の姉 大学2年生
両親の死後、遺産や保険金などの様々な問題に一人で対処していた。
そんな状況で、ストーカーに悩まされる後輩・綾子のトラブルにも関与。
この頃、一周目の荊斗は全てに無関心で無気力な状態だったので、姉の状況に気付かなかった。
鵄夜子の方でも、親戚と揉めていることを荊斗に知られまいと隠していた、というのもある。
そして、綾子のトラブルに関しても騒ぎが大きくならないよう、周囲に相談せず抱え込んでしまう。
その結果、いくつかの悪意と悪条件が重なって追い詰められ、最終的に失踪させられるハメになる。
だが今回は、姉の強権によって弟をコキ使うルートを選び、結果として大勢の運命を好転させた。
◎武谷綾子 鵄夜子の友人 大学1年生 現役アイドル
芸名は佐久真珠萌、『テールラリウム』のキツネ担当で文筆担当。愛称は「くまたま」。
中学時代にスカウトされOTRに所属、モデルやドラマのゲスト出演などで地味なキャリアを詰んでいた。
高1の時、アイドルグループ『テールラリウム』の一員に選ばれ、文化系キャラとして順調に人気を獲得。
テールの人気も高まっていき、ライブの動員やCDの売上も好調だったが、事務所は迷走気味の路線変更を開始。
ここまでに重ねたテールのイメージを毀損し、ファンを切り捨てるような方向性に綾子は疑問を抱く。
それが決定的になったのは、メンバー間の敵対心を煽りファンに多大な負担を強いるシステムの導入だった。
綾子は事務所への不信感からグループをを脱退、そこから今回の騒動に発展するストーカー行為が始まった。
一周目では芸能界入りはせず、大学時代に有名文芸誌の新人賞を獲って「女子大生作家」としてデビュー。
ルックスの良さもあって、活字メディアだけでなくTVなどにも多数出演し、すぐさまアイドル的な存在に。
しかし、華々しい活動への嫉妬と羨望で脳が壊れた作家志望の学生に大学構内で襲われ、ナイフで頸動脈を切られ死亡。
◎村雨瑠佳 荊斗の幼馴染 高校1年生
強行突破と暴力行為で全てを解決するのにツッコミを入れる、荊斗の仲間内では数少ない良識派。
ただ、比較対象がだいぶオカシいので、世間一般から見れば瑠佳の思考も十分に無法者寄り。
テールラリウムが絡んだ事件だったのに、自分のポニテはスルーされたのがちょっと不満。
◎汐璃 瑠佳の妹 小学4年生
性格が『ちゃお』より『コロコロ』寄りなので基本男子と遊んでいたが、クラスで謎の男女対立が発生。
そのせいで遊び仲間たちと距離を置かれてしまい、ヒマになったから薮上家にちょいちょい来るように。
あまり構われてないが、ゲームをしたり漫画を読んだりで一人でも快適に過ごしている模様。
荊斗が見たことない料理ばかり作るので、最近は興味が出てきて下拵えを手伝ったりもしている。
◎奥戸充悟 荊斗の友人 高校1年生
いつの間にやら荊斗の友人ポジションに収まり、そのまま相棒ポジションに進化しつつある。
頼まれれば大体のことは引き受けるし、頼まれてなくても助太刀するのが当然だと思っている。
荊斗の方も、奥戸と一緒にいるのに慣れ過ぎて、知り合ってまだ2ヶ月(体感ではもっと短い)なのを忘れ気味。
幼少期から父の虐待を受け続け、成長後には母と姉に捨てられたが、家庭環境を誰にも語っていない。
暴力に対して過度に慣れていて殴る蹴るに躊躇がないのも、そんな過酷な来歴が深く影響している。
◎桐子晶 荊斗の友人 高校1年生
かつては「榛井肖」の芸名で活動していた有名子役。
荊斗によって雪枩親子の飼い犬状態から解放され、芸能界への復帰を計画中。
やや長めのままだが髪もキチンとカットし、見た目は劇的に改善された。
女子生徒の間で「何が起きたのか」「アレは誰だ」と話題になっているが、当人は放置している。
荊斗からの頼みは絶対に断らない、と決めているので今回の騒動にも全力で協力。
◎空閑寧々 映研部長 高校3年生
神楠高校の映研部長で、瑠佳とは以前からの知り合い。
映画好きが高じて、知り合いのいる大学の映像サークルに出入りしている。
そこで自分を狙ってくる野郎ども(複数)にウンザリし、見た目をアグレッシヴに変更した。
荊斗や瑠佳に関わっていれば創作のネタに困らなそう、というスタンスでいる。
◎芦名将 運転手兼用心棒
洪知会と泗水会、二つの広域暴力団から追われている状況。
貞包の所にあった金とドラッグの行方を知っている、と思われているのが原因。
仲間には裏切られ家族との縁も薄いので、どこにも逃げ場がない詰んだ状況に。
ヤクザが相手でも怯まない、自分を使いこなせそうな人間はいないか――と考えた末に荊斗を頼る。
もうちょっと他にあるだろ、と呆れられつつも人手不足だった荊斗に雇われ、無事に居場所を得た。
子供の頃、同級生に飼っていたハムスターを遊び半分に殺された経験があり、その話をすると反射的にキレる。
それを知った貞包は、戦闘時に芦名を暴走状態にするための「スイッチ」として条件づけていた。
しかし、その状態で荊斗にKOされて以降はスイッチが入らず、トラウマ自体も薄れてたように感じている。
◎守鶴麻実
『テールラリウム』のタヌキ担当でダンス担当。愛称は「みんみん」。本名は別にある。
可愛い系のルックスと激しいダンスのギャップで、一定数のファンをガッチリ掴んでいる。
ダンスだけではなく歌唱力も確かで、アイドル業界以外からも一目置かれている。
アーティストとしての才能はさて措き、生活力や一般常識にはだいぶ疎く、人間関係では空気も読めない。
【主人公の敵対者】
◎米丸美茉 『テールラリウム』マネージャー
芸能事務所 OTRエンターテイメントの社員で、『テールラリウム』のチーフマネージャー。
元は『ミミミ・シロップ』というアイドルグループのメンバーだったが、解散後は裏方に回る。
OTRアイドル部門の看板となるよう、テールを人気グループへと育てていった。
テールは叶わなかった自分のトップアイドルの夢を実現してくれるかと思ったが、社の方針で路線変更。
上司となった栃南の打ち出した収益重視の戦略で、テールはメチャクチャになり綾子は脱退し独立を図る。
ストーカー事案を作り上げて脅し、自分の「夢の器」であるテールを元に戻そうとするが、荊斗の妨害もあって失敗。
絶望し狂気に駆られた米丸は、テールを伝説の存在にすべく綾子の誘拐と殺害、そしてその光景の撮影を試みた。
計画が失敗し瀕死の状態で回収された米丸は、富田と共に車に乗った状態で崖から転落して「事故死」。
一周目の米丸は、スキャンダルでミミシロが解散した後ソロになり、数年でアイドルを諦め女優デビュー。
しかし所属した事務所が弱小なのもあって人気は出ず、社長からAV出演を打診されたのに逆上して刺殺。
更には事務所に放火して逃亡するド派手な事件を起こし、ある意味で伝説のアイドルになるのに成功する。
◎富田隆之 『テールラリウム』アシスタントマネ-ジャー
アイドルや女優と仕事がしたい、あわよくばお近づきに……的なミーハーさで業界入り。
しかし薄給と激務、更には上司や芸能人からクソザコ扱いされる日々に、精神をすり減らしていく。
憂さ晴らしに繰り返していた有名人の私物への性的イタズラを米丸に察知され、脅されるハメに。
誰に命令されているのかもわからないまま、綾子に対するストーカー行為のサポートをしていく。
マズいことに関わっている自覚がほぼなかったが、表沙汰に出来ない事件の共犯者として処分対象となり、米丸と同時に「事故死」。
◎下浦 カメラマン
この数年、アイドル関連の仕事で評価されていたフリーのカメラマン。
写真集なども任されるようになっていたが、去年あたりから芸能界での仕事が激減。
事件にするほどではないが、看過も出来ないセクハラが多数報告されていたのが原因だった。
それを知らず「理由もなく干された」と不満を高めていた下浦に、米丸が接近して自身の手駒とする。
多額の報酬と今後のデカい仕事を餌に釣られた下浦は、米丸の求めに応じてストーカー事件に盛大に関与。
綾子の盗撮、富田への指示、SATとの連絡役などを担当し、徐々に異常な状況を楽しむようになる。
荊斗らの大暴れで計画が破綻した後、全ての責任を米丸に押し付けて保身を図り、どうにか始末を回避。
しかし当然ながら無罪放免とはならず、東南アジアでの「お仕事」のため船に乗せられる。
◎伊縫隼一 犬猫コンビの犬 中学2年生
元は赤地蔵エリアをウロついていた悪ガキで、奈月とは小学校からの幼馴染。
万引きや侵入盗、暴力沙汰を繰り返す迷惑なコンビだったが、いつしか報酬アリの依頼を受け始める。
捕まっても微罪で済むからと、低価格でムチャな仕事を請け負って『犬猫コンビ』の名を売る。
最近では、ギャラがいいからと雪枩絡みの依頼を中心に受けていて、周囲から手下だと認識されていた。
手近にあるものを何でも使い、手加減ナシの先制攻撃で相手を戦闘不能にするのが必勝スタイル。
大輔によって荊斗にかけられた懸賞金を目当てに襲ってきたが、撃退されて窓から落とされ説教を受けるハメに。
自分なりに危機感を覚え、とりあえずまとまった金を手に入れようとするが、そこで罠に掛けられてしまう。
◎兼子奈月 犬猫コンビの猫 中学2年生
隼一と共に、狂犬と狂猫の『犬猫コンビ』として恐れられたり嫌がられたりしている。
学校は基本的にサボりっぱなしだが、たまにフラッと登校して気に入らないヤツをぶっ飛ばす。
主な武器は釘締めで、身軽さを活かしたトリッキーな動きからの攻撃を得意とする。
女だから、子供だからとナメて馬鹿にしてくる連中には、通常の5割増しの容赦なさを発揮する。
喫茶店『ラージュドール』で荊斗を襲撃し、頭から落とされる変形サイドバスターで敗北。
荊斗に諭されたことと、運び屋の仕事でハメられたことで「このままではマズい」と思い始めた。
隼一を説得し、どうにかもっとマシな方向へと変わろうとするも、聞き流されて苦戦中。
◎アリスティド・ケンタ・アルジェント パソコンの大先生
性別不詳な外見をしており、童顔で低身長で小太りで中学生くらいにしか見えない。
それでアングラ情報にどっぷり浸かった35歳のイタリア系日本人、という属性過積載ぶり。
『世紀末アイドル特捜団(SAT)』という調査集団と『はーるーま』というミニコミ誌を主催。
趣味と実益を兼ねて、有名人や芸能人の隠している不祥事や犯罪やトラブルを暴いていた。
依頼によってスキャンダルを表に出す場合もあり、力生から請けた仕事もいくつかある。
綾子の件は仕事としての依頼ではなく、下浦から持ち込まれた情報に興味を持っての関与だった。
組織も商売も壊滅状態になったタイミングで、その元凶である荊斗にスカウトされる。
◎三吉和文 SATメンバー
仲間から「サンキチ」と呼ばれている、SATの古参メンバー。
いつもスーツで、一見すると普通のサラリーマンなのだが実態はほぼ無職。
実家が太いので30過ぎなのに小遣いをもらって、それで遊び暮らしている。
広く浅くアイドル文化を追っているオタクだったが、不意にテールと綾子にドハマりしてしまう。
そのハマり方が、歌詞や綾子の小説から自分に向けてのメッセージを受け取るとかそういうアレ。
米丸が煽ったのもあって妄想は悪化し、綾子を解体しなければならない義務感に駆られる。
工場での戦闘では、荊斗が荏柄と対峙している間に芦名によって物理的に捻られ、騒動後に回収される。
妄想がヤバいし事件について喋られても困る、ということで壁の柔らかい病院送りに。
◎飴降毅 SATメンバー
オタクのコスプレをしているようなルックスのオタク。
綾子のマンションに向かった直後に遭遇した、今回の騒動で最初の敵。
スタンガンを武器に荊斗に挑むが返り討ちにされ、右ヒジをぶっ壊された。
その後、仲間の運転する車に両足を轢かれ、長期の入院を余儀なくされる。
しかし、他の連中の辿った末路と比べると、まだマシな方と言えなくもない。
ビデオ屋の会員証での名前バレが事件解決の突破口になったが、本人にやらかしの自覚はない。
◎茂住 誘拐未遂犯
綾子を車で拉致しようとした二人組の金髪プリン頭の方。
街金から出てきたところで声をかけられ、50万の報酬で「家出娘の保護」の仕事を請けた。
流石にデタラメな依頼だと理解していたが、金に目が眩んでツレと共に犯行に及ぶ。
車に乗せるのには成功するも、荊斗によって阻止されて綾子を奪い返される。
警察が関わると面倒、という荊斗の方の事情があって逮捕は免れるが、車の修理で借金は増えた。
一周目では、借金が原因で非合法商売の名目上の責任者を歴任、51の時に心不全で死ぬまでに前科12犯。
◎根市 誘拐未遂犯
綾子を車で拉致しようとした二人組の坊主の方。
荊斗にボコり倒された挙句に車内から引きずり降ろされ、道端に捨てられる。
実は拉致のターゲットは鵄夜子で、薮上家の乗っ取りを狙う伯母による工作の一環だった。
しかし二人がアホなので攫う相手を間違え、結果としてストーカー騒動の一部のような形に。
そのせいで荊斗もコイツらを深く追求しなかったので、真相にはしばらく気付かなかった。
一周目では茂住のツテで怪しい業界に踏み込んでヤバめの職を転々、45で膵臓をやられて死去。
◎荏柄 ブランクヘッズ 3代目リーダー
渋谷を拠点とするチーム『ブランクヘッズ』の3代目リーダー。
カリスマ性のある初代、カッコよさ重視の2代目から一転し、チームを武闘派路線に変更。
これまでは対話や金銭で手打ちしていた、ヤクザや他チームとの揉め事を暴力で解決し始める。
周囲やメンバーからの警戒心が高まる中、荏柄はそれを気にもせずドラッグまで商い始める。
方向転換には初代サブリーダーである頭山の意向が働いているが、周囲には伏せろと命じられている。
扱っている薬を自分でも試し、売り手が「喧嘩で無敵になる」との薬効を謳っていたモノを愛用。
その薬は動体視力と反応速度を劇的に向上させ、肉体に負担が掛かっていると報せる信号を遮断。
なので人間離れしたパフォーマンスを発揮でき、戦闘時に荊斗を圧倒する人外めいた能力を見せた。
しかし、目潰しと手足の関節破壊で強制的に動きを止める、荊斗の非人道的な戦法によって敗北。
この薬は当然ながら副作用もゴツく、一周目で濫用した荏柄は2年もしない内に多臓器が深刻な不調に。
程なくして視力を失い、意識障害と行動障害も起こって入院を余儀なくされ、失明から半年後に死亡。
◎外狩 ブランクヘッズ幹部
チームの結成時から在籍している古参メンバー。
あまりチームを重視しておらず、荏柄とは気持ち的にやや距離がある。
武闘派路線にも批判的で、SATの活動に興味を持って綾子のストーキングにもノリノリで参加。
基本的には「面白けりゃ何でもいい」の精神で世の中をテキトーに渡っているタイプ。
金属弾を飛ばすスリングショットの使い手だが、素手の戦闘も人並み以上にはこなせる。
工場での戦闘では、奥戸の投げたブラスナックルが顔面にクリーンヒットして一時的に退場。
しばらく後に戦線復帰するが、荊斗が荏柄と闘っている間に奥戸に改めてボコられ戦闘不能に。
◎榛沢 ブランクヘッズ幹部
周囲から「ザワさん」と呼ばれている、筋肉質の茶髪坊主頭。
薬のせいか、奇行が多くなってきた荏柄に代わってチームをまとめている。
工場前の駐車場で荊斗たちと遭遇し、数を恃んで制圧しようとするも惨敗。
ボクシング経験を活かした早いパンチが主な武器だが、荊斗には通用しなかった。
◎仲町敦 ブランクヘッズのメンバー
本人は特攻隊長くらいに自認している、スケーター風の格好が特徴のケンカ屋。
しかし、威勢の良さと加減の出来なさで雑魚狩りに特化しているだけで、本人の能力は微妙。
とにかく凄い自信だったせいで警戒した荊斗により、オーバーキル状態で瞬殺される。
◎向 ブランクヘッズ幹部
ソードオフショットガンを持ち出し、工場内での戦闘時に緊張感を爆裂に高めた人物。
サブリーダー的なポジションで、榛沢と共に荏柄のデタラメな行動をフォローしている。
銃を持ち出せば相手はビビる、という成功体験に頼りすぎて、威嚇射撃で弾切れになるマヌケぶりを発揮。
そんな隙は当然ながら見逃されず、奥戸に銃を奪われ高所から落下し重傷を負ってリタイア。
◎空木 ブランクヘッズ初代リーダー
頭山と共にブランクヘッズを立ち上げた元リーダー。
今は不良稼業を引退し、自信の影響力が残る渋谷を拠点に手広く商売に勤しんでいる。
一応は合法だが非合法スレスレな業務も多く、裏社会との付き合いもだいぶ深い。
そのつながりで、今回の事件に関わってOTRから処分を頼まれた連中をどうにかした。
◎頭山 ブランクヘッズ初代サブリーダー
サブリーダーといっても便宜的なもので、実際には同格として扱われていた。
中学以来のツレである空木と今も共同で事業を行っているが、独断でブランクヘッズを動かす一面も。
チームを武闘派に変え恐怖の対象にするのも、ドラッグを商品として扱うのも頭山の指示によるもの。
荏柄にはその事実を伏せるように命じ、自身の「ある目的」のために下準備を進めている。
◎梁瀬 ブランクヘッズ2代目リーダー
空木と頭山の中学時代の後輩で、チームの創立メンバーの一人。
リーダーを任された後は、ブランクヘッズを「カッコよさ」重視になるよう尽力。
敵対チームからは馬鹿にされたが、モテ方面では地域随一の実力を誇るように。
メディアからもその存在が注目され、ある時チームが不良映画のエキストラに起用される。
梁瀬はメインキャラの一人と演技指導を任され、そこでの仕事ぶりが高評価を受ける。
映画の制作に関わっていたOTRにスカウトされ、チームからは引退し俳優として活動中。
ブランクヘッズが今回の件に関わってきたのは、言うまでもなく梁瀬が仲介したから。
◎水津 大輔の仲間 高校2年生
雪枩大輔を中心としたグループで、2年で唯一幹部的な位置にいた人物。
細々とした面倒事を処理(主に脅迫と暴力で解決)する能力が高いと重宝されていた。
大輔が姿を消し、雪枩本家との連絡も途絶えた状態で、事情を知っていそうな荊斗を襲撃する。
荊斗には100万の懸賞金をかけたとの通達もあったので、水津としては一石二鳥のつもりだった。
無関係な少女を人質にとり、人数を集めて荊斗を捕らえる予定が、各個撃破されあっという間に全滅。
その後、雪枩の関係者を標的にした「狩り」が開始され、水津もその標的にされることに。
危険を察して逃亡しようとするが、その準備中に何者かに襲撃され、家族と共に「処理」を受ける。
◎一井 高校2年生
「ピン」と呼ばれている筋肉ダルマで、大輔の仲間でも有数のパワータイプ。
アメフト経験を活かしたタックルで相手を崩し、一方的に攻撃するのが基本スタイル。
相手の髪や頭を掴んで、顔面をコンクリの壁や地面で擦り下ろす、みたいな技も使う。
しかしそのどちらも荊斗には使えず、足払いで倒された後に頭部への蹴りで退場処分。
「狩り」の標的となり、崖から落下し内臓損傷と多発骨折、そして顔面を擦り下ろされ全治不明。
◎粟屋 高校1年生
昔から水津の舎弟をやっている、金髪でヒョロい小僧。
駅のトイレでの荊斗襲撃に参加し、ナイフを使って闘うも即座にダウン。
大輔の下についてた連中が次々に襲われている、というのを仁部と共に水津に伝える。
その逃亡の資金を用意する途中で襲撃を受け拉致され、行方不明に。
数日後、下顎と指7本を失った状態で道端に転がっているのが発見され、病院へと搬送。
◎源田 高校2年生
大輔のグループで、神楠以外の学生らのまとめ役だった。
謎のガス爆発により、全身に重度の火傷を負って入院中。
◎小須田 嶷災同盟の副長
泗水会とのつながりがある暴走族『嶷災同盟』の副長。
ブラジル系だが国籍は日本、ラテン系っぽい響きだがコスタは姓。
◎大牧 嶷災同盟メンバー
嶷災同盟の新入り。喧嘩っ早く荒事が得意。
強引に荊斗を連れ去ろうとして反撃を受け、掌打で鼻を折られる。
◎夜部兵馬 ラクド商会 相談役
泗水会の関連会社である『ラクド商会』の相談役。
嶷災同盟を手駒に色々とロクでもない悪巧みをしている。
◎川喜多 探偵
薮上家を監視中、荊斗に発見され指を折られた「ヤマシタシュウイチ」の正体。
探偵だろうという予想は正しかったが、雇い主は雪枩の関係者ではなく荊斗らの伯母。
◎鞆重
川喜多を使って何事かを企んでいる様子の怪人物。
【その他】
◎蓼下 俳優
OTRに所属している俳優だが、芸能人としての仕事よりバイトの稼ぎの方が多い。
見た目は悪くないし演技力もあるので、仕事がないのは性格の問題だと思われる。
◎栃南 OTR幹部
社長がどこからか登用し、社のアイドル部門の責任者に据えた人物。
この男の采配で米丸が理想のアイドルとして育成していた『テールラリウム』は崩壊。
全ての元凶と言っていいが、当人にそんな意識はないし、何か失敗したつもりもない。
空木や頭山と共に米丸が起こした騒動の後始末に奔走し、社員二人の「事故死」も演出した。
◎辻石梨香 中学1年生
登校中、水津に捕まって人質にされた犠牲者。
荊斗が「三つ編みの女の子、略してミツコ」と認識していた少女。
巻き込んだ詫びとして、荊斗が「困ったことがあれば、一回だけ何とかする」と約束。
このフラグが機能するかどうかは作者にもわからない。
◎野老紗霧 大学2年生
鵄夜子が綾子を預けようとした、大学で知り合った友人。通称トコさん。
荻窪の古い一軒家で独り暮らし中で、部屋も余っているという話だった。
しかし、いつの間にか恋人と同棲を始めており、計画は中止を余儀なくされる。
◎雀部久美 元アイドル 現女優
かつて米丸が在籍していたアイドルグループ『ミミミ・シロップ』のセンターだった。
もう一人のメンバーであるロミのスキャンダルが原因での解散後、女優に転身してそこそこ売れる。
主役を張るような人気はないが、ドラマでは三番手や四番手あたりの主要キャストで起用されることが多い。
◎絲部浩美 元アイドル
アイドルグループ『ミミミ・シロップ』のメンバーで、解散の原因となったスキャンダルの主。
デビュー前に恋人と撮った事後写真が週刊誌に売られ、それが世に出ると知って失踪し、そのまま芸能界からも消える。
絶望して自殺した説や、精神を病んで入院中などの説があるが、彼女の現状は不明のまま。
【地名・組織名・施設名】
◎テールラリウム
尻尾のある動物モチーフの衣装と、ポニーテールやツインテールの髪型が特徴の五人組アイドル。
メンバーそれぞれが歌・ダンス・演技・グラビア・文筆で一芸特化しているのがウリになっている。
所属事務所のOTRエンターテイメントが看板アイドルとして推していたが、急な路線変更で迷走し始めた。
◎OTRエンターテイメント
創業者である社長の名字が大図で、オーズ→オズ→魔法使い→主題歌、という感じで社名が決まる。
70年代から活動中の中堅事務所で、80年代のアイドルブームに乗って事務所を大きくした。
◎ブランクヘッズ
渋谷周辺で名の知れた不良だった空木と頭山の創設したチーム。
特に目的もない集まりだったが、年月と共に変貌を続け3代目になってからは武闘派に。
◎喫茶ラージュドール
治安の悪い赤地蔵エリアで長年営業している喫茶店。
50過ぎの白髪坊主のマスターと、年齢不詳国籍不詳の厚化粧ウェイトレスがお出迎え。
気付いてない方も多い気がしますが、1章と2章のキャラ紹介も作っております。
1章
https://ncode.syosetu.com/n9974iy/31/
2章
https://ncode.syosetu.com/n9974iy/76/




