第十四話【変態電気使い】
辺りには警察のサイレンが響き渡っていた
そしてその道路には倉田 実が横たわっていた
「うーあ?何だぁ?この雑魚共の集まりは?」
「倉田ぁ!見つけたぞ!」
「見つけた?俺を見つけたところでとーすんだぁ?」
「ここら一帯を破壊したのはお前だろう!」
「壊した?」
倉田は辺りを見渡した
家やマンションが全て壊れていた
「あぁこりゃあ俺の能力だなぁ」
「貴様には投降してもらう!」
「はぁ三年ぶりに俺様を見つけたからって焦りすぎやしねぇか?」
「それ以上無駄口を叩けば撃つ!」
警察は銃を構えている
「はぁ…んなモンで俺を殺せると思ったのか?」
一人の警察が銃を撃った
だが倉田には無駄だったなぜなら倉田には『鉄操作』があるからだ
倉田は能力を使い銃弾をぐちゃぐちゃに溶かしてしまった
「な…」
「なぁおい人間の中には鉄分ってあるよなぁ?」
倉田は不適に笑った
「じゃあもうおサラバだな」
倉田の周りにいた警察たちは内部から棘が突き刺さり死んでしまった
「あーザコすぎて人類滅亡しそうだぜ」
倉田は前へと歩き始めた
「えーっと俺はなぁ~にやってんだっけか?思い出せねぇなぁ」
「血瑠璃とかっていう少女を殺そうとしてたんじゃないか!?」
倉田の後ろから読者ならわかるかもしれない変態の声が倉田の耳に届く
「あぁ~そうだったなそれじゃあついでにお前も死んでおくか?」
倉田は振り返る
倉田の視線の先にいたのは化物側の人間 差鐘 光だった
「死ぬわけないだろ尾上と逝見から唯一逃げれた俺だからな」
「は?どぉーゆーことだ?主人公サマを気取ってる狼ヤローはそこそこ強いし中二病は最強クラスだそこから逃げるなんて無理ゲーだろーが」
「はぁ~わかってないなぁ~NO,sの存在すらもしらないのか?もしかして」
「NO,s?知らねェなぁ第一そんな怪しい奴らが生きてる必要性もなさそうだなぁ?」
「は?殺すぞ?お前。こちとらちゃんとした能力開発機関じゃぁぁぁぁぁ!」
「うお!?おう…」
「まぁとにかくお前の足止め?というかぶっ倒させてもらう」
「あぁ?上等だゴラァブチ殺してやん―――」
差鐘は倉田に向かって電撃を放った
「会話していたら攻撃されないなんてどこぞのヒーローの話だ?こっちはシビアに戦うんだよ」
「てっテメェ…」
「生憎即死レベルの電撃をくらわせたんだがな生きてるとは思わなかった」
「くそったれ…」
倉田は死亡した
「ふー倒したけど一応電話しておくか…」
差鐘は携帯電話を取り出しある人物に電話をかけた
「あーもしもし亜紀ちゃんか?」
その人物はダークサイドの狐火 亜紀だった
「今倉田 実を倒した次は誰を倒せばいい?」――――
血瑠璃サイド
「何かアッチの方で光ってけど…それに倉田はこないし…もう自分から倒しに向かった方が…」
血瑠璃は光った方向へと向かった
警戒をしながら
差鐘サイド
「次は中里 芽衣か…
わかったよ尾上のためにその娘を電光石火で殺す」
「だけどちょっとお客がきちゃったよたぶん彼女がヒロインかな?」
差鐘が見た方向には血瑠璃がいた。そして差鐘は彼女を見た報告をした後携帯の電話を切った
「どうやらこっちに近づいてきてるみたいだな」
「おーい!何か用か?そんなよくわからない物騒なモン持って!」
「え?」
血瑠璃は反応した
「んー近づいてるならこっちから近づいてあげるか…」
差鐘は血瑠璃へと向かっていた
「んーっと何か用かな?」
声も聞こえるであろうぐらいの近くまで近寄って言った
「そこの…男はアンタが倒したの?」
血瑠璃は質問した
「初対面の人に向かってアンタって何か失礼だなぁ…まぁいいや。そこで寝っ転がってる男は俺が倒したよ」
「そっちの方で何か光ってたけど…?それは?」
「はぁまっヒロイン様だしバラしちゃってもいっか」
差鐘は勿体ぶったように言った
「『電気使い《サンダートレーナー》』俺の能力だよ」
「能力?」
「やっぱこっちの世界は浸透してないのな…アレだよアレ逝見とかも使ってる変なヤツ」
「じゃあ逝見だとかの仲間!?」
血瑠璃は構えた
「あーそれは違う俺はどっちかっていうとアンタらヒーローサイド」
「それって…」
「要するにアンタらの仲間だよ。俺はね」
「仲間って…そりゃあ強いのはいいんだけど…」
「んーにしても…」
「?」
「可愛い!!」
「はぁ?」
「何この強気な性格!めっちゃ萌える!やべぇ!ちょっと胸さわらせ――」
「誰が触らせるか!」
血瑠璃は持っていた棘状の物で差鐘を殴った
「な、なんだよただのいつも通りの俺を…」
「それは変態だー!」
「変態?冗談じゃない!俺は最強の電気使いなだけだ!」
「じゃあ電気使いは全員変態なの?」
「い、いやーそれはちょっと…」
「あ、濫真のこと忘れてた」
「濫真?」
「とにかく一緒に来て!」
倉田サイド
「糞が…アイツはぜってぇにぶち殺してやる…」




