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魔能術MAFIA  作者: TAKUMI
クロノス再結成編
7/8

協力

 秘密組織インフィニットに負けたクロノスファミリーは、人数の確保が強いられ、それぞれのメンバーが、かつての仲間達に協力を呼びかけていた。


 マックスは、孤児院にて、ロザリアに協力を呼びかけた。


「ロザリア。話がある」


「何の話?」


「数日前に俺はかつてのクロノスのメンバーと再会して、久しぶりに一緒にガラミティと戦った」


「再会は良かったわね」


「だが想定外の事態になって、俺達の邪魔をしてくる奴が現れた」


「そいつは何者なの?」


「顔までは覚えてないが、秘密組織インフィニットとかいう組織だ」


「邪魔をしてくる奴の対策がしたいって言う訳?」


「そうだ。このままでは人手が足りない。カルロ・クロノスの仇を討つのと、俺はこの孤児院にいる子供達が生きやすいようにするためにガラミティをぶっ潰す。抗争の結果、ガラミティを潰せば、マフィアの抗争が多いこの世の中を壊す事と同然だ。それに、お前も父親を恨んでいるんだろ?自分から何かをしなければ変わらない。だから俺に協力してくれ」


 マックスがお願いをすると、ロザリアは、確かに父親を恨んでいると改めて考え、このように答えた。


「ええ。私もお父様を恨んでいる。だから私もあなたに協力するわ」


「ありがとう」


 ロザリアはマックスに協力する事になった。




 一方、かつての仲間は、アル達からガラミティを潰そうとしたが、邪魔者が入った件について伝えられ、アル達から協力を呼びかけられた。


「俺達はボスの仇であるガラミティ一家を潰そうと考えてんだよ。良かったら協力してくれねえか?」


「人数が今足りないんだ。マジで頼む」


 かつての他の仲間達は、次のように答えた。


「本当にアイツらをぶっ潰すのか?」


かつての仲間の一人が答えた。


「奴らがいれば、このまま世界は終わっちまう。だから俺達が動かなきゃなんないんだよ」


アルがこう答えた。


「俺はどうしよかな」


「君も協力すべきだ」


ダッシュこう言った。


「チェッ、仕方ねえな」


ダッシュに言われた仲間達はアル達に協力せざるを得なくなった。


「ところで、ボスは誰がやるんだ?」


 仲間が聞いてきた。


「ボスの弟子のマックスが務めてくれる」


「マックスか。昔は子供だったけど…、もう17か。立派になってたらな…」


 マックスを懐かしむ様子もあった。


「とにかく、あのガラミティ一家を潰すにはお前らの協力も必要だ。ボスの仇、俺達と取ろうじゃねえか」


アルは少し迫力を上げて仲間達にそう言った。




 一方、ガラミティ一家は、クロノスの生き残りを殺すのにインフィニットに邪魔され失敗した人達と話し合いをしていた。


「秘密組織インフィニットか?」


「はい…、俺達は奴らに邪魔をされて…」


「言い訳ご無用」


ドーンッ!


ロバートは仲間に対して拳銃を発泡した。


「ヒェーッ!」


「あんた達の言い訳なんて聞きたくもないわ。この役立たずが」


ルシーアが呆れたように言った。


「しかし…!俺達は奴らに…!」


ドーンッ!ドーンッ!


「黙れ。これ以上言い訳するのなら殺してやる」


ロバートは仲間達に2発発泡した。


「本当です。信じて下さい。俺達はインフィニットに邪魔されてクロノスを潰せなかったんです」


「あなた。どうするのよ」


「役立たずは消えてもらう。死ね」


ロバートは役立たずとみなした仲間達に対して銃を向け、射殺した。


ドーンッ!


ドーンドーンッ!


『秘密組織インフィニットとかいう組織なのか知らんが、我々の作戦を邪魔するのであれば絶対に許さん。しかし、私の部下どもの失敗はそれ以上に絶対に許さん。失敗すれば役立たずとして消してやる』


ロバートはこう呟いた。


「フフフフフフフフフフ。フハハハハハハハハハ!ハハハハハハハハハハ!」


ロバートの高笑いが響き渡った。


ルシーアも呆れ顔でロバートの方を見ていた。




 マックスは、まだ協力をしてほしい人がいて孤児院から外出するとロザリアに伝えた。


「まだ協力をしてほしい人がいるから行ってくる」


「気を付けて」


 一方リダウトも、休暇をもらいその日は孤児院で過ごしていた。


 マックスは孤児院内を走って出入り口に向かっていた。


マックスが交差している所に差し掛かろうとした時、曲がり角から青髪の少年が歩いてきた。


リダウトだった。


ドカッ!


マックスとリダウトは孤児院内の廊下でぶつかってしまった。


「イッタ…」


マックスが倒れ込んだ。


「ごめん。大丈夫?」


リダウトがマックスに声をかけた。


「大丈夫…。そっちこそ、大丈夫?」


「平気」


「なら安心した。すまない」


「こちらこそ」


マックスとリダウトはお互いぶつかってしまった事を謝罪した。


「君はどういう状況?」


リダウトが聞いてきた。


「自分に協力して欲しい人を探してここまで来た」


マックスはこのように答えた。


「そうか。何に協力して欲しいとかってあるのか?」


「それは企業秘密で言える事ができない。すまない」


「そうか。ちなみに名前は何ていうんだ?」


「マックスという」


「マックス。俺はリダウト。リダウト・エターナル。孤児院に入りながら殺し屋をやってる」


「殺し屋?ていう事は、ガラミティなども知っているのか?」


「知ってる。奴らは俺の両親を殺し、俺が復讐をしてやろうと思うんだ」


 リダウトはこう言った。


「だったら、俺と協力してくれないか?俺もいつかは奴らを潰すつもりでいる。俺も師匠を奴らに殺された。だから復讐する。マフィアとかとも協力するかもしれないけど大丈夫?」


 マックスはこのように言った。


「俺は君との協力はできない。だから協力はできないけど…、ありがとう」


「そうか。なら仕方がない」


 マックスはリダウトにも協力を呼びかけたものの、協力を断られた。


「俺は他にも協力して欲しい人がいるからもう行くよ。また」


「じゃあね」


 マックスとリダウトは、それぞれ分かれた。


 彼らは既に敵対しているとは知らずにであった。




 マックスは、リリィの家を訪ねた。


トントン


「はい」


「カルロ・クロノスの弟子マックスと申します。リリィはいらっしゃいますか?」


ドアが開くと、リリィ本人が立っていた。


「久しぶりね。マックス」


「久しぶりに会うな。リリィ」


「私に何の用で来たの?」


「話があるんだ」


マックスはリリィの家に上がって、部屋で話し合いをしようとした。


「お母さんは帰ってないのか?」


「まだ帰ってないわ」


「そうか」


「話って?」


「クロノスファミリーを復活させて、ガラミティ一家を潰そうと考えている。ついこないだ、かつてのメンバーと作戦を立てて、ガラミティをなんとか潰そうとした」


「ガラミティ一家を潰すのって、おじさんの仇を取ろうとしてるの?」


「そうだ。こないだの作戦でガラミティを潰そうとしたが、秘密組織インフィニットを名乗る邪魔者が現れた」


「秘密組織インフィニットって、聞いた事がありそうな組織ね。確か殺し屋の」


「そうだな。俺達は奴らに邪魔され、敗北した。今のままでは人手が足りない。だからお前にも協力して欲しい」


「でも私、戦うための訓練とか受けてないけど大丈夫?」


「俺達のサポート役として協力してほしいんだ」


「わかった。お母さんが帰ってきたら相談する」


「ありがとう」


マックスは、幼い頃からカルロに連れられて会っていたリリィにも協力を呼びかけた。



 数分後、リリィの母親、レジーナが帰ってきた。


「ただいま」


「お帰り。さっきマックスが来てクロノスファミリーを復活させて協力を呼びかけられたんだけど、マックスに協力していい?」


「マックスね。久しぶりに会うわね」


「お久しぶりです。レジーナさん」


「兄の跡を受け継いでファミリーをもう一度やるって事よね?」


「そうです。リリィにはサポート役として協力してほしくて相談に来ました」


「リリィには戦闘経験がないから難しいと思ったんだけど、サポート役ていうのもあるの?」


「あります。敵が来るか来ないかの監視など色々あります」


「なるほどね。リリィはどうしたいの?」


「私は、おじさんの仇を取りたい。だからマックスに協力する。近くでサポートしながらガラミティ一家を倒したい」


リリィはこのように答えた。


「よく言った」


マックスはこう言うと、次のように呟いた。


『仲間を増やせば、俺を酷い目に合わせ、我が師匠カルロ・クロノスを殺した父ロバートと母ルシーア率いるガラミティ一家を倒せる。しかし、奴らを倒すための障害物として、秘密組織インフィニットも倒さなければならない。敵は増えたが、この事は絶対に成さねばならない』


「俺にはまだ、協力してほしい人がいるんだ。また数日後に会おう」


「じゃあね。また今度」

 

マックスはリリィとレジーナに、まだ協力を呼びかける人がいる事を伝え、その場を後にした。




 マックスと出会って数日後、リダウトも、休暇明けに他のインフィニットのメンバーに協力を呼びかけた。


「タレッド、イザベラ。ちょっといいか?」


タレッドとイザベラはリダウトに呼ばれて来た。


「なんでしょう」


「君達に協力してほしい事がある」


「で、何をすればいい?」


「俺はこないだの任務でガラミティ一家と交戦した。しかし、どこかで見かけた事があるマフィアもいた」


「ファミリー名を教えてくれ」


「クロノスファミリー」


「クロノスって、確かガラミティのボスにやられたところの?」


イザベラがこのように聞いた。


「そうだ。また奴らが復活するかもしれない。もし復活すれば、ガラミティと一緒に倒すかもしれない」


タレッドが次のように言った。


「つまりお前が俺達に協力してほしいのは両親の仇であるガラミティを倒してこの世の中を平和にしたいっていう事だろ?」


「その通りだタレッド。俺は家族の仇、そしてこの世の中を平和にする。そのためにインフィニットの一員としてガラミティ一家と戦い、この世の中を変える」


「こないだの任務でも全員は倒せていないんだな?」


「あぁ。ガラミティやクロノスは人数が多い。奴らを倒すには相当な時間がかかる。それに、クロノスファミリーが復活したら何をするのかわからないからな」


「わかった。俺はお前に協力する」


タレッドはリダウトに協力する姿勢を見せた。


「私も協力するわ」


イザベラもリダウトに協力した。



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