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三男の俺が子爵家の当主になったんだが

作者:紗砂
辺境に位置する貧乏子爵家、エルステイン子爵家の三男として生を受けた俺、グレイは転生者だ。その知識を活かし、いろいろと領地のためにやってきたは良いものの……なんで三男の俺が子爵位を継ぐことになってんだよ!?しかも、一番上の兄さんは細身の優男から鍛えられた体をした脳筋になってるし、二番目の兄さんは文官として王宮で働くことになっているし!おかしいだろ!って、父さんも引退したい理由が、年末のパーティに出たくないからって……ふざけんなぁぁぁぁぁ!!俺、来年から学生ですけど!?学生に爵位押し付けんな!しかも、没落寸前の家の当主を!……あぁ、もう、こうなったら没落回避して領地を盛り上げてやるよ!……勿論、前世の記憶でな!
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