◆Ending 02◆木の育て方 ScenePlayer――ユエ
GM:時間は少しもどり、バギーからおりて1時間後。ユエはとあるビルの屋上にジルバから召集をうけます。
ユエ:すたすたすた……。
GM:バババババババババ……。屋上に着陸するヘリ。その中から、ジルバが現れます。
ユエ:「……ヘリ?」
GM/ジルバ:「エージェント ユエ。任務ご苦労です」
ユエ:「…………」
GM/ジルバ:「貴方に命じていた2つの任務。一つはユグドラシルの破壊。こちらの成功は確認させてもらいました」
ユエ:「もう一つの任務……。種は……グレイマウスのところにある」
GM/ジルバ:「そして、もう一つ任務……成果をみせてください。(眉をひそめて)……それは、失敗したということですか?」
ユエ:(こくん)
GM/ジルバ:「貴方は、優秀なエージェントだと聞いていましたが……」
ユエ:「プロキオンの方が一枚上手だった……それだけ」
GM/ジルバ:「分かりました……しかし、場所を特定したいたければこちらにも手のうちようはあります」。そういって、ジルバはふところから端末をとりだす。
ユエ:「グレイマウスは種をFHに渡して取引するみたいだわ。急いで手を打つ必要がある……」
GM/ジルバ:「ええ、そのつもりです。(端末に)ええ、私です、サンプルBはマウスのもとへ。ええ、奪還をお願いします。以前のように取り逃がしてはいけませんよ。……さて、あとは待つだけですね。エージェント ユエ。ご苦労さまでした。」
ユエ:「ところで……悠人と合わせてもらってもいいかしら……?」(そのやりとりは興味なさそうに)
GM/ジルバ:「草木悠人ですか。。日本支部が保護をしているようです……わかりました。私の力で面会時間を作りましょう。ピッ。現在位置を貴方の端末に送りました。そこにいって私の名前をだせば会えます」
ユエ:「わかったわ、ありがとう……じゃあ、失礼するわ」(くるっときびすを返す)。そしてそのビルを後にしながら……。「木は育てたことないから……育て方、教えてもらえるといいけど……」。と、呟いてフェイドアウト。