表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出てこい‼ 怖いおはなし  作者: どっぺる
13/18


僕がまだ小学生の頃父親と弟の3人で大阪にあるダムのようなものと川が繋がったような場所に遊びに行った事があった。川を泳ぐ魚を見てワクワクしていたのを良く覚えている。


川沿いを暫く歩くとトプンッと何かが川に入る音がして目をやるとクサガメやアカミミガメが悠々と日向ぼっこをしていた。野生の亀を見るのが初めてだった僕は興奮した。


そろそろ帰ろうと河川敷をのぼる父親と弟をよそに夢中で亀の群れを追いかけて川に近づくと濁った水、そして得たいの知れない深さに不気味さを覚えて立ち去ろうとしたとき、ゴボゴボッと大きな泡を立ててそれは現れた。


甲羅だけしか見えないが僕との距離は7メートル位の所に亀が浮いてきた。それも飛びっきりデカイ!甲羅の大きさは1メートル以上は確実にあった。呆気に取られる僕をよそに再び沈んでいく大亀。


途端に怖くなった僕は慌てて父親達を追って河川敷をかけ上がって行った。父親達に大亀の事を話しても笑って信じてはくれなかった。悔しくて大亀を見た場所へ父親達を連れていったが大亀が現れる事は無かった。


大人になった今、あの大亀の正体に何となく心当たりがある。最近、川や湖で頻繁に捕獲されていると言うカミツキガメ等の外来種。誰かが無責任に捨てた亀達が増えている。あの大亀は恐らく鰐亀だろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ