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プロローグ

初投稿です。温かい目で読んでいただけたら幸いです。

 『立ち入り禁止』大きく書かれた看板が下げられたかつての住民たちの憩いの場に10歳前後2人の少女が入っていく。保護者の影はなく、2人だけで探索に来たのだと分かる。

「ことは!早く来ないと置いてっちゃうよ!」

「待ってよ、つむぎおねえちゃん。こんな暗いとこではぐれちゃうのはやだよぉ」

おねえちゃん、と声が薄暗い廃墟で響く。

合流したあと『関係者以外立ち入り禁止』そう看板が掲げられた部屋を見つけた。

「こっち!こっちに面白そうな部屋があるの!」

「わぁ!面白い本が沢山入ってるのかな?」

「多分そうだよ!はいっちゃお!」

2人の少女は触れてはいけなかったものへと触れていく。もし、こんなに2人が好奇心旺盛でなければ、大人の言う事を守るいい子であったら、違う未来が訪れていたのかもしれない。しかしこの少女たちは知らず知らずのうちにこの日、自分自身の運命を決定してしまったのだ。

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