↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
20/35

第19話 勇者とレオルの手紙

ミスト達が王都を出て、そしてレオルが勇者へ手紙(精神攻撃)を送ってから1ヶ月後。ミスト達2人のは王都【フィンブル】へと到着した。

本来ならば盗賊やモンスターの襲撃があるためにこの倍は時間がかかるのだが、この2人には関係なかった。寧ろ、暇を持て余したミストの前に出てきた盗賊が風魔法でミキサーされる、なんていう可哀想なことになったものである。


王都へ着いたならば、まずは教会に行って到着したことを報告するべきだろう。が、



「ねえアガン。」

「なんだミスト。」



「お腹すいた。」



ミストは空腹だった。


「・・・ギルドの酒場で昼飯にするか。」




_______________





所変わって此処は王都冒険者ギルドの酒場である。今日も修練場へと来ていたナツキ達勇者パーティーが、ちょうど昼食を取っている最中であった。夏樹は残りのパーティーメンバー(特に女の子)が到着するのを、この1ヶ月間、心待ちにしている。故にこんな事を度々シャロンに尋ねているのだ。



「ところでさ、アルカディアのギルドマスターから手紙がきて結構経つけど、まだパーティーメンバーは揃わないのか?」



と。ちなみに敬語に関しては、シャロンが『私にも敬語抜きで話してください!』とのことであった。

いつもなら『まだあと○ヶ月ほどはかかりますよ。』と言いながら、天女の様な微笑みが帰ってくるのだが・・・



「あ、それでしたら、ちょうど今朝方またお手紙が・・・。」

「「え」」



シャロンがそ〜っと手紙を差し出したのを、恐々(こわごわ)開ける夏樹。手紙の中身は案の定



『やっほー!元気にしてたかい?レオルさんだよ!さて、こないだ手紙を送った2人の件だけど、そろそろそっちに着く頃だと思うんだよね〜。ってなわけで、宜しく頼むよ〜。

今日も元気なレオルさんより。』



「・・・」


「・・・・・」


「・・・もうツッコまないぞ。ツッコんだら負けだ。こいつが喜ぶ気がする。」


「ん?黒髪黒目ってことは坊主が勇者様か?こりゃついてるな!王都にて来て早々合流できた。」

「私の手柄!」


「なんで当たるんだよぉぉぉ!!!!!」


こうして勇者パーティーの全メンバーが揃ったのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。