寮生活!?
俺は、ユリと桜のところへ戻った。
シールドを解除した途端ユリが駆け寄って俺に抱きついてきた。
『浜崎っ…!』
『おっと』
今日は、シールド重ねがけ、亜空間転移、飛行、プロミネンスと魔力を行使して疲れがでたが、ユリを受けとめる。
『バカ! あんな危険な魔法使うなんて!爆発が起きた時は心臓が止まるか…と思っ…』
ユリが泣いている。胸が切なくなった。
『無事で…良かった…! っ…』
『ごめん、心配かけた。俺は大丈夫だから、もう泣くな。桜、ユリを見ていてくれ。姉さんに電話して対策を練らないとマズい。』
『アベル、あんまり顔色よくないね、大丈夫なの?』
桜も俺の心配してくれている。
『ああ、魔力を少し使ったからな。大丈夫だから、ユリを頼む。』
『わかったわ、ユリこっちにおいで』
俺は、カレン姉さんに電話をかけた。
『もしもし? 姉さん、いま大丈夫? ああ、少しマズいことになった。ゼシルのヤツが……』
3人で歩きながら話す。
『うん、そうだな。そうした方が良いかもしれない。……わかった。学園についたら、また連絡する。それじゃ。』
電話を終えて、ユリに説明する。
『ユリ、このままだとマズい。俺と学園の寮に入らないか? ユリの両親には、いま姉さんが連絡してくれている。』
『…ぅん。大丈夫と思う。』
少し思案してユリが了承の返事をした。
『やったわね、アベル! 今回は好感度高いわよ。』
桜が寄ってきて、ニッコリ笑った。
『浜崎真央、ユリの愛を獲得するためなら努力は惜しまない。』
『桜ちゃん、浜崎!』
真っ赤になったユリが困ったように俺たち2人を見た。




