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番外編 ティー・ロワイヤル

ある日の夕食後に紅茶を飲むことになった。

俺はアイテムボックスから、ろうそくとブランデーを出し、角砂糖にブランデーを染み込ませた。


温かい紅茶を入れ、カップの上にスプーンを渡し角砂糖をのせた。


ろうそくに火を灯す。


『ユリ、電気を消してくれ』



電気が消え室内はろうそくの灯りだけになる。


『…ユリ、この角砂糖に火をつけるとどうなると思う?』

『燃えちゃう…?』



『半分正解。アルコールが燃えると炎の色が変わるんだ』



俺は、ろうそくの火を角砂糖につけた。


ゆらり…と炎が灯る。


『わぁ、青い炎!綺麗…浜崎』



幻想的な青い炎がゆらめいた。


『ああ、綺麗だなユリ』



ろうそくの火を消し、ユリに優しく口づけた。


ブランデーのアルコールが燃え尽き暗くなる。


『んっ…浜崎…っぁ…紅茶が冷めちゃ…んぅっ…』



更に深く口づけて、俺は紅茶よりもユリを味わったのだった。


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