第二の封印:悪魔の騎士
魔女たちの啓示の後、静寂は束の間だった。
地面は深く、容赦なく震えた。戦いで既に弱まっていた部屋は裂け、その下の深淵から不浄なるエネルギーの奔流が噴き出した。
コルは即座に変化に気づいた。
「動け!」と命じたが、既に手遅れだった。
第二の封印が砕けた。
耳をつんざくような轟音が現実そのものを切り裂き、空気はこれまで彼らが直面してきたものよりもはるかに古く、暗い力で波打った。倒された獣の炎は瞬時に消え、より強大な力に押し潰された。
そして――彼らは裂け目を通り抜けた。
二人の巨体が、それぞれ古の、ひび割れた地獄の鎧を身にまとい、暗闇から現れた。彼らの存在は息苦しく、その圧倒的なオーラは、溺れゆく魂を覆い尽くす大海原のように、戦場を圧倒した。
悪魔の騎士たち。
彼らは真の悪魔に仕える死の騎士たちだった。彼らの名は知られていないが、その力は?否定しようがない。
一人が前に出た。黒曜石の刃を肩に当てながら。その声は砂利が鋼鉄にこすりつけられる音のようだった。
「魔王め。」彼の視線はコルに釘付けになった。「お前は戴冠に値しない。我々はそれを取り戻すために来たのだ。」
深淵の影に隠れたもう一人の騎士が笑い、その声が部屋中に響き渡った。「残りの者たちは?我々の足下の虫けら同然だ。」
ためらうことなく、彼らは攻撃を開始した。
コルが反応する間もなく、最初の騎士が突進した。冥界の炎で黒焦げになった彼の剣は、地面を揺らすほどの勢いで振り下ろされた。
コルは拳で攻撃を受け止めたが、衝撃は彼自身でさえ骨を震わせた。衝突によって火花と黒雷が爆発した。
「悪くないな、坊や」騎士はニヤリと笑い、さらに強く押し付けた。「だが、それだけでは足りないだろう」
コルは消え、再び彼の背後に現れた。拳はパチパチと音を立てる黒雷に覆われていた。彼が攻撃した瞬間、空気が砕け散り、その衝撃は部屋の壁を突き破った。
騎士はよろめいたが、倒れることはなかった。彼は笑った。
コルは目を細めた。
この戦いは容易なものではなかった。
エリザベスは二番目の騎士と激突した。彼女の神聖な力は闇の中で星のように燃えていた。黄金の刃の一撃一撃が騎士の爪に当たり、二人の戦いは周囲の廃墟を揺るがした。
彼女は容赦なく突き進み出たが、騎士はあらゆる動きを予測していた。
その時――彼の手が振り下ろされた。
彼女が反応するよりも早く、彼は爪の生えた手を彼女の腹に叩きつけ、貫いた。
エリザベスは息を呑み、喉が詰まった。
吐き気を催すような音とともに、魔王は手を振りほどき、エリザベスの体は石の床に叩きつけられた。血が地面に飛び散った。
デイン、オリン、そしてヴァレンが介入した。
「エリザベス!」
デインは咆哮し、騎士に飛びかかった。山をも砕くほどの拳が騎士の体に叩きつけられ、部屋中に衝撃波が走った。
オリンは背後にテレポートし、双剣で魔王の喉を切り裂き、ヴァレンの地獄の鎖が魔王の手足に巻き付き、引き裂こうとした。
しかし、魔王はまるで子供のように彼らを振り払った。
「哀れな」彼は襲いかかり、爪でデインの腕を引き裂いた。一振りの手がオーリンとヴァレンを石柱に叩きつけた。
血を流し、傷だらけのエリザベスは、聖なる力が揺らめきながら自らを癒し、立ち上がろうともがいた。
彼らは負けそうだった。
ジェイコブとブラッド vs. 魔女たち
騎士たちがコルの仲間たちをなぎ倒す中、魔女たちは儀式の場で精力的に働き、最後の封印へと手を掲げていた。
ジェイコブとブラッドは彼らを阻止し、呪われた魔法で刃をぶつけ合った。
ジェイコブの聖なる炎で燃え盛る剣は、魔女たちの闇の触手の一本を切り裂いたが、残りの魔術師たちは即座に反撃した。
影の魔法の波が押し寄せ、ジェイコブの胸を叩きつけた。彼は歯を食いしばったが、その痛みはかつて感じたことのないものだった――まるで魂が引き裂かれるようだった。
ブラッドは彼と共に戦い、自らの刃が空を切り裂いたが、魔女たちはあまりにも多く、あまりにも強大だった。
封印は破れ続けた。
コルはすべてを見ていた。
傷ついた兄弟たち。
まだ立ち上がるエリザベス。
圧倒されるジェイコブとブラッド。
そして、魔女たちが勝利する。
コル、真の力を解き放つ
コルの中で何かが壊れた。
抑え込んでいた力、オーウェンの血から受け継がれた力が、彼の体から噴き出し始めた。
周囲で轟いていた黒雷は深淵の黒に染まり、現実そのものが歪むように空気が悲鳴を上げた。魔王の真の証である角が完全に姿を現し、その瞳は深紅の光を放った。
最初の騎士は動じなかった。
コルはニヤリと笑った――野性的で、怪物的で、容赦ない。
そして彼は消えた。
次の瞬間、最初の騎士の腕は黒い稲妻の閃光に切断され、消え去った。古の戦士は吠えたが、コルは既に動き出していた。
彼の足は二番目の騎士の胸に激突し、彼が螺旋状に逆回転していくのを。
兄弟たちは振り返り、彼の変貌を見届けた。
コルは堂々と立ち、周囲の空気が震えた。
「真の魔王を欲していたのか?」彼の声はもはや人間のものではなく、自然の力となっていた。
「ならば、それが何を意味するのか、見せてやろう。」
最後の封印が破れる
しかし、コルが騎士たちに地獄を解き放とうとしたとき、
最後の封印が破れ始めた。
深淵から深く、非人間的な声が響き渡り、部屋を言葉に尽くせない恐怖で満たした。
悪魔の影が姿を現し始めた。
世界そのものが暗くなり、存在の構造そのものが震え、古来より止めることのできない何かが目覚め始めた。
騎士たちは笑った。
「遅すぎる。」
コルは深淵を見つめた――そして深淵もコルを見つめ返した。




