真実は
廃墟となった屋敷の空気は、燃え盛る香と腐敗臭で充満していた。薄暗い松明がひび割れた石壁に並び、揺らめく炎が、この見捨てられた地の土台に深く刻まれた古代の彫刻に、移り変わる影を落としていた。そこは秘密の遺跡、忘れ去られた罪の墓場だった。コルとエリザベスは、まさにそこに足を踏み入れたのだ。
コルは巨大な部屋の中央に立ち、黄金の瞳で儀式の円陣を見つめていた。魔女たちが既に彼女から必要なもの――神の血統――を手に入れていることの証しだった。
エリザベスは彼の傍らで緊張したまま、指をぴくぴくさせ、脅威の兆候があればすぐに攻撃しようと身構えていた。しかし、即座に攻撃はなかった。魔女たちは儀式の端に立ち、重いフードで顔を覆っていた。彼女たちは戦士ではなく、指揮者だった。
ゆっくりとした拍手の音が部屋に響き渡った。
「コル、君は本当に素晴らしい」と、影の中から声が響いた。
魔女たちの長である長身の人物が前に出ると、コルの体は緊張した。その顔は磨かれた骨の仮面で隠され、ローブには忘れ去られた時代の象徴が織り込まれていた。
「言わざるを得ない」と魔女は続けた。「それは少し残念なことだ。あなたは本当にそう信じていたのではないだろうか? 偉大な運命を背負っていると。この全ては運命だったと。」
コルの指がぴくぴくと動き、本能が攻撃を促したが、魔女の話し方に何かが引っかかって立ち止まった。
「何を言っているの?」エリザベスは鋭い声で問いただした。
低くくすくす笑った。「真実について話しているの。そもそも、あなたがなぜ存在するのかについて。」
部屋の松明が燃え上がり、不気味な光を放った。壁は幽霊のような映像で生き生きと映し出された。コルの過去の幻影だ。
父親が彼を殴り、胸の傷跡を焼こうとする。
魔女たちが彼を見つけ出し、力の約束を囁く。
魔王を倒すという使命。
兄の事故死――彼の魂に生じた最初の亀裂。
彼が愛してきたすべてのものがゆっくりと崩れていくこと。
すべてが導かれ、すべてが支配されていた。
コルは息を呑んだ。「いいえ…」
「はい」魔女は一歩近づきながら言った。「すべての喪失、すべての裏切り、すべての苦しみ――すべては計画通りだったのです。コル、私たちがあなたの痛みを形作ったのです。あなたを打ち砕く必要があったのです。なぜなら、絶望を通してのみ、あなたは目覚めることができるからです。」
エリザベスは恐怖で目を見開いた。「嘘をついているのね。」
魔女たちは笑った。「本当に?」
映像は切り替わった――今度は、千年以上前の魔女たちの大会議の場面だ。彼らは暗い広間に座り、静まり返った、切迫した声で話し合っていた。
「器は準備されなければならない。彼の苦しみは絶対的なものでなければならない。そうして初めて、魔王の力が我らが主のために準備されるのだ。」
コルの胃がひきつった。彼の人生――怒り、力、そして目的――は、綿密に仕組まれた悲劇でしかなかった。
「私に苦しませる必要があったのか?」コルの声は不気味なほど静かだったが、彼の周囲の影は震えていた。
魔女は頷いた。「あなたを強くするため。彼を封じ込められるほどあなたを打ち砕くため。」
エリザベスはコルの方を向いたが、彼の視線はどこか遠く、虚ろだった。
魔女たちは一歩近づき、声はまるで敬虔なものへと変わった。「コル、あなたは統治者になるべきではなかった。王になるべきではなかった。あなたは器に過ぎない。そして今、あなたの目的はほぼ達成された。」
鋭く冷たい笑い声が部屋に響き渡った。
コルはそれが自分の笑い声だと気づくのに少し時間がかかった。
彼は視線を魔女たちへと上げた。金色の瞳は何か暗い、恐ろしい輝きを放っていた。
「ならば、お前たちは間違いを犯した」と彼は毒を含んだ声で言った。「もし私を器として造ったのなら…」
彼の周囲の影がうねり、黒い稲妻が彼の指先でちらついた。
「ならば、制御できるものを造るべきだった」
部屋が揺れた。魔女たちの自信が初めて揺らいだ。
しかし、コルが攻撃を仕掛ける前に――最初の封印が破られた。
建物全体が震え上がった。古代の力が地下深くから噴き出したのだ。空気は灼熱の熱で燃え上がった。地面が裂け、その下の深淵から、怪物のような姿が這い出てきた――溶けた炎に包まれた悪魔、その目は異常な飢餓に輝いていた。
コルの本能が彼に叫び声を上げた。これは単なる敵ではなかった。
これは決して解き放たれてはならないものだった。
外では、デインと双子は力の奔流を感じ、すぐに悟った――中へ入らなければならないと。
そして、破られた封印の最初の怪物が耳をつんざくような咆哮を上げたとき、コルの兄弟たちはついに真実へと足を踏み入れた。




