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不穏

「負けたな加藤。約束通りにお前の魂をもらう」

「や・・・やめろ・・・」

自らのデッキを奪われまいと抵抗しようとする加藤。しかしプルカンフェールの肘鉄をくらいあっさりと奪われる。

「ふむ、ガキにしては中々のカードを持っているじゃないか」

「返せ・・・俺ンだ・・・」

脇腹を抑えながら腕をプルへと伸ばす加藤。

「うるさいなぁ君」

どこからともなく現れたパイプ椅子で殴打された加藤。

倒れたひょうしに机をひっくり返した。

「お、おいやりすぎだろアンタ」

見かねた大塚が止めに入るが「邪魔」と大塚もパイプ椅子で昏倒させた。

「お前はブルーアイズ持ってきたからデッキを取り上げるのは勘弁しておいてやる」

大塚の耳にはもう入ってなかったがプルカンフェールはそういった。

「そういや、シルクハットは目立つらしいな。こいつらずっと俺の頭見てたからな。まいっか」

もうここから退散したほうが良さそうだ。

俺はここにいてはならないからな。

知っているからな。それを俺は。

顔も見られてない。パイプ椅子で殴ったし記憶飛んでるかもしれないし。

これでよかった。

我が組織のメンバーも着実に集まりつつある。

素質のある者だけが入れる組織。

ん?そういやここには実力者がいたな。

思考を張り巡らしながら歩いているともう校門まで来た。

門のそばでプルカンフェールの子飼いの弟子たちがいた。

「お待ちしておりました閣下」

一番弟子のルクレーム。若くしてほうれい線が目立つ女性。

「収穫はあった。総裁に献上できるくらいにな」

「それは総裁もお喜びになられますね」

弟子2のヴェザー。珍しいドレッドヘアーの現役力士である。

「マグルルスとパノ・デ・ゾルデの方も順調みたいです閣下」

弟子3のジャルィス。カービンライフルを背負った隻眼のクォーター男である。

プルカンフェールの子飼い弟子は全部で12人いる。

今この場にいる弟子は全部で6人。

あとの3人はジョン・ラー、ケン・ケンリッヒ、セルジュ・ブタン。

全員プルカンフェールに心酔してる部下たちだ。

「そうかそうか。ではお前たち戻るぞ。ここにはもう用はない」

プルカンフェールは去った。

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