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ええええ

高杉 LP3900

白川 LP2800


高杉 手札3

白川 手札5


高杉 場 伏せ1枚 偽物のわな



「これで攻撃力に並んだぞ」

白川はミノタウルスを出して攻撃してきた。

攻撃力が同じなので相殺される。

相殺といっても不利なのは白川。

次の高杉のターンにダイレクトアタックを受けるからだ。

ここは大型モンスターで攻撃だ。

「俺のターン、魔法カード融合発動!」

現ルールだと手札のモンスターを融合素材として利用が可能。

「手札のひょうすべと魔法のランプを融合して、轟きの大海蛇を特殊召喚」

やはりここで出てきたか・・・!と白川は思った。

ここまでは計算通り。

融合召喚は手札消費が荒いのがつけ目だ。

ここをしのげば・・・

「そして海蛇で白川をダイレクトアタック!!」

白川 LP2800 → 700

ライフポイントは大幅に減ったが死ななきゃ安い。

融合召喚のリスクの高さを身をもって高杉に教えてやる。

「俺はターンエンドだ」

「ドロー!」

高杉、貴様の情報は筒抜けさ。インカムを通してお前の手札を教えてくれるんだよあいつらが。

あいつらとは彼ら高杉の後ろから観戦しているおかっぱヘアーたち4人である。

白川だってこんな卑怯な手は使いたくなかった。

しかし、彼らが従わなければカードデッキを破棄すると脅してくるので仕方がなかった。

正々堂々と通っている白川がこんな事をするはずがないという心理的盲点をついた作戦。

大いにはまっていた。

誰も疑いはしない。

彼らはどうやら高杉がターゲットらしかった。

そこまでして高杉を倒そうとする理由は白川には分からなかった。

高杉の手札を伝えられた白川の戦術はこうである。

手札を消費して出してきた海蛇を除去して戦意を喪失させつつ、一気に攻める。

これで高杉は倒せるはずだ。

そして、海蛇を倒す手段も既に手札にある。

「心変わりを発動。海蛇のコントロールを得る!」

間髪入れず続ける。

「海蛇を生け贄に捧げてガルーザスを攻撃表示だ!そして攻撃!」

ガルーザスの攻撃力は1800.高杉の場にモンスターはいない。

高杉 LP3900 →2100

これで高杉の手札はポセイドンの力1枚。勝ったも同然。

「さぁ、お前のターンだ高杉」

この状況をひっくり返す事などできるものか。

そう白川は思っていた。

しかし、白川は知らなかった。

高杉はあるカードをデッキに入れていたのだ。

「俺のターン、ドロー。手札から強欲な壺を発動。デッキからカードを2枚引く」

2枚引いた・・・?

ここでそんなカードを・・・!

引いたカードを見てニヤリとする高杉。

「シーザリオンを攻撃表示で召喚!」

「また相打ちか。だが次のターンお前はがら空き。ライフポイントを0にしてやるからな」

「まぁあわてるなよ。まだ続きがあるんだ」

ポセイドンの力。

それが引き金となった。

一方的な戦いとなって白川は相手の手札を知りながらも敗北した。

「すまねぇ高杉!俺はイカサマをしたデュエリスト失格だ!」

「いいんだ。俺は白川を知っている。脅されたのだろう本意ではないはずだ」

高杉は自分の後ろから手札を覗いて伝えていた4人を叩きのめして首謀者を吐かせた。

「なに・・・!?全ては竹田がしくんだことなのか!!」

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