散る
遊戯王じゃんけんゲーム。
1戦目は互いにグーであいこ。
続いて2戦目。
峰岸のカード内訳はグー2枚、チョキ1枚、パー1枚。
もし相手がかさばっているグーを最初に消費しようとグーを連続して出す事を考えるとチョキはまだ出せない。
松本が手持ちのカードバランスを考えてグーを連続して出してくるなら今がチャンスか!?
パーでグーを殺す・・・!!!
峰岸、パーを伏せる・・・!
2戦目で切り札のパーを出す・・・!
この大胆な行動・・・松本は読み切る事ができるのか・・・?!
松本もカードを選択。
伏せた・・・・
「よし、カードオープン・・・!!!」
なんと・・・!!松本が出したのも・・・・
パーーーーーー・・・・!!!!!
再びあいこ!
パーをパーで相殺された。
2戦目もあいこ。
残る3戦で2回かったほうが勝者。
峰岸の残りカードはグー2枚とチョキ1枚。
3戦目。
ここはグー。もうパーはないとふんだ峰岸だったが。
松本が出したのは
パーーーーー・・・!!!
峰岸、敗北。
もうパーは来ない・・・もうパーは来ない・・・
と破滅的ギャンブル思考でグーを出した峰岸。
しかし、それをまたしても松本のパーが平手打ちを食らわす。
パーが3連続・・・
ありえない・・・
ありえない・・・!!
峰岸にとってはありえない事・・・!
デッキから5枚引いて、罠カードが3枚も来るなんて。
まさか・・・と峰岸は疑い始めた。
この勝負を持ち出したのは松本。
彼はふところに忍ばせていたのだ・・・!
さっきの自業自得の件と似たようなケースなのに、それを見抜けなかった峰岸。
他の者は全員気づいていた。
ライバルが減るようにあえて峰岸を止めなかったのだ。
峰岸兼人、ここに散る。




