EX07 第197883542回戦力試算
大分ネタバレ含む設定書き殴りの場です。ご注意下さい。
彼我戦力を解析する。
◆ ◆ ◆
――テルミナスの民
■■■■・■■■■が産み出した対終焉兵器群の一機。
■■の■■をベースとした無限成長兵装。
他八の兵器群が何れも暴走している中、知性を保ったまま今に至っている唯一のライン。
マザーユニットは現在七代目。
単機での機能拡張での終焉レベルまでの到達には想定以上の時間が必要だと悟ったテルミナスの初代を始めとする対終焉兵器群達には二つの道があった。
一つは自己強化を続けるという道。それぞれの持つ権能を全機に完全同期させて想定以上の運用年数を耐えるというプラン。
一つは自己の後継機を生み出すという道。肥大化した己の機能をシェイプアップした新世代に託すというプラン。
テルミナスの初代は後者を選んだ。
最も開発者と縁の深い権能を引き継いだ彼女は、意思の連続が自分達を生み出したのだと知っていたから。
他の八機は己の手で終焉を打ち果たす事を望んだ。自己改造の継続。
しかし想定耐用年数を大幅に超えたその行為は、時を経るにつれて自己の崩壊を招いた。
今はもう知性を失い、当初の願いを亡くし、ただ己を強化し群れを増大させるだけの肥大化し続ける怪物――即ちASIDである。
テルミナスの民はそうした流れから外れた唯一の一派。
初代テルミナスは己の演算リソースを全て費やして完成させた二号機――テルミナス・セカンドに後を託して機能停止した。
テルミナス・セカンドは己の子機を生産すると同時に、自分の代でも終焉の討伐は困難と判断。サードを開発した。
そうした代の繰り返しが続き、テルミナス・セブンスは遂に終焉の機能の一端を奪取する事に成功。
それを元に次世代機――テルミナス・エイスを開発した。
――エーデルワイス
テルミナス・セブンスが設計した対終焉兵器のプロトタイプ。
終焉のデッドコピーとも言える仕上がりとなっており、武装も含めて可能な限りの再現が行われている。
テルミナス・エイスが長じるまでの護衛機としての役割も持たされている。
セブンスがそう意図したとおりに、彼女はエイスの忠実な騎士として振る舞った。
武装は終焉の持つ武装をコピーしたハーモニックレイザーのみ。
当人は剣一本で戦う事に強い拘りを見せており、その頑固さはセブンスのマザーユニットで開発中だったエーデルワイスの躯体から渋々遠距離武装を排した程である。
次期クイーンであるエイスを護る為の戦いの中で人類との共闘を最初に選択したのは彼女。
また、己の躯体制御を人間に任せるために自己改造を行った最初の個体。
彼女のプロセッサが機能を停止したとしても、誰か他人にその戦いを引き継ぐことが出来るようになった。
それは継承を行えるのがクイーンだけだったテルミナスの民の中でも特異な性質である。
彼女は人類を乗せることでレゾナンス・エーテルリアクターの駆動が可能となる。
それによって飛躍的にリアクター出力を高めると同時。
終焉からの影響を強く受ける事も示している。
しかしながら搭乗者であり戦う上での相棒と認めた東郷仁との協力によって、終焉からの影響を振り払った。
尚、彼女と東郷仁のRER適性相性は実はそれほど高くない。本来ならば駆動領域にも至らないが一つの感情が二人を結び付けている。
東郷澪への愛情。それが両者を結ぶ紐帯である。
人格部へ影響を与えるギリギリの2000ラミィと言う高出力。
終焉から奪い取った武装。
そこへ搭乗者の腕前を合わせると、内部突入無しでのスタルト撃破も視野に入る。
現状オリジナルクイーン残り七体の何れとの戦いも、東郷仁が搭乗したエーデルワイスを投入できれば大幅に難易度は下がる。
間違いなく人類戦力としては最高峰――だが、100年の後には両者共確実に居なくなっている。
それ故に来るべき戦いの日には何の貢献も出来ない。
だが当事者はそれを良しとした。何れ自分たちの後を継ぐ者が自分たちを越えていってくれるだろうという願いを込めて。
――ターミナル
人類呼称。終焉の■■。その眷属。
終焉の眷属は数多くが活動しており、広義では暴走したASIDも眷属として取り込まれていると言える。
エーテルの根源その物に終焉が影響を与えている以上、長期にわたって取り込み続けると悪影響を及ぼす。
その中でも代行体とも呼べるほどの性能と権限を与えられた個体を指す。
戦闘力に関しては旧宇宙にて終焉の■■■と呼ばれた頃に匹敵。
これ単独で一つの宇宙その物を滅びに追いやる事も不可能ではない。ただし時間はかかる。
過去に数度人類と接触したことがあり、その際は人類の味方であったケースもある。
その理由としてはあくまで終焉その物が滅ぼそうとしているのは旧宇宙の存在であり、表面宇宙で生まれた命その物に興味はない。
故に旧宇宙由来であるASIDを退治する上で共闘関係を築くことも可能だった。
ただし表面宇宙その物が終焉の封印である事を考えると、結局のところ滅ぼされるのには変わりない。
そうした中で特別優秀だった個体のコピーを終焉は量産している。
故に嘗て人類と共に戦い、表面宇宙を大きく消耗させた■■■■■■と呼ばれる個体はその戦闘技能のみに制限されて終焉の配下となっている。
終焉からの影響を断ち切る事で、当時の人格データが再現される。その状態で接触出来れば再度人類の味方となる可能性もある。
――しかし、現在テルミナスの民と共闘関係を結んだことにより、人類も終焉の排除対象に認定されたため助力は困難。
――終焉の■■■
第十の■■。
元々■が持っていた十の■■と十の■■は、一つの目的の為に与えられた機能である。
深刻なエラーを起こした■がそれを文明の維持と破壊の為に切り分けた際に■■と■■というカテゴリーを設けたに過ぎない。
そうした中でこの■■の■■は■本来の機能そのものとも言える。
■を生み出した■■■は、その燃料として■■■を生み出した。
■■■の文明を発展させ、成熟した所で■■■の■を全て■■に変換。
滅びゆく宇宙を一点に集約し、変換した■■を注ぎ込むことで■■■を■■する。
しかる後に自らを■に変換して■■■を待ち望む■■■を再誕させることが■本来の目的だった。
■とは文明を与える者では無く、■■■となる事を期待されていたのである。
しかしながら■は暴走。■■■の目論見は崩れた。今となっては亜空間に満ちるエーテルの一部でしかない。
そうした暴走した■が■■■の■■と言う本来の目的を捨て去り、その前段階――滅びゆく宇宙へ■■を齎すという命令だけを与えられて起動した幕引くモノ。
それが終焉の■■■である。
現在は既に滅ぼした無数の旧宇宙に満ちていたエーテルを己の物としており、旧宇宙で活動していた頃とは比較にならない力を得た。
■■■■・■■■■が産み出した対終焉兵器群が仮に全機正常稼働していたとしても打倒は困難である程に戦力差が開きつつある。
◆ ◆ ◆
最終戦闘シミュレーションを開始。
終了。
勝率99.9999%。
表面宇宙にて現在増殖中の敵性存在の何れも脅威に値せず。
検証作業終了。
封印解除までの所要時間――残り6318368907秒。
解除シーケンスを続行する。
オリジナルクイーンの源流も出てくるかもしれない新作開始しました。
聖剣に選ばれたと思ったらタダのボロ剣で退学の危機にあったけど美少女幽霊の懇切指導によって剣技だけで最強を目指します
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