表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

390/497

朝から通知で起こされる

目覚ましより先に、スマホの光で目が覚めた。

画面には、見慣れない通知。


――山下さんの投稿に、大和さんがコメントしました。


一瞬で眠気が吹き飛んだ。

胸の奥が、じわっと重くなる。


(……なんで朝から他人の名前なんか見なきゃいけないんだ)


寝室のドアは閉まったまま。

葵はもう別の部屋で寝るようになって、どれくらい経つだろう。

静かな朝が、今日はやけに遠い。


通知を開くと、昨夜の写真が映った。

灯のカウンター。

二色のだし巻き。

山下のはしゃいだ投稿。


その下に、大和の丁寧なコメント。


「昨日はありがとうございました。またぜひいらしてください」


胸の奥が、きゅっと縮む。

17年間、こんなふうに心臓がざわつく朝なんてなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ