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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


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だし巻きの原点

「店長、だし巻きの思い出とかないんですか?

 そういうの、絶対ウケますって」


結衣の言葉に、俺は少しだけ手を止めた。


「思い出……?」


仕事の顔がふっと緩む。


「いや、店長なのに人気メニュー作れないとかダメじゃん?

 だからめちゃくちゃ練習したよ。

 店でも家でも、毎食だし巻き作っててさ」


「毎食!?」


「うん。

 ……当時、嫁さんに猛特訓してもらったっていう…

 “また?”って笑われながらさ」


結衣の表情が一瞬だけ曇る。

でもすぐに戻る。

俺は気づかない。


「でもさ、こんな話しても誰得じゃない?」


「得ですよ! 店長のそういう話、絶対好きな人多いですって」


「そうか……?」


照れくさくて、でも少しだけ嬉しかった。

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