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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


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北海道の朝

朝の仕込みの湯気が立ちのぼる。

大和は焼き台の温度を指先で確かめながら、

試作中の二色のだし巻きを見つめていた。


「東京の(あかり)とこういう形で組むなんて、昔の俺が聞いたら驚くだろうな」


誰に向けたわけでもない独り言。

現場に立つと、自然と背筋が伸びる。

スタッフの動き、仕込みの量、客席の空気。

全部が“店長の勘”を呼び覚ます。


カウンターの端に置かれた二色のだし巻き。

東京の(あかり)の人気メニューと、北海道の(あかり)の看板メニュー。

その二つが一つになるなんて、少し不思議だ。


「……面白いよな、こういうの」


仕事モードの大和はは無口になる。

でも、胸の奥はどこか温かかった。

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