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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第1章

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出会いの灯り

ある夜。

閉店後の片付けでレジ締めの数字が合わず、

葵は半泣きで電卓を叩いていた。


「及川さん、ちょっと見せて」


大和が隣にしゃがみ込み、

彼女の手元を覗き込む。


指先が触れた瞬間、

葵の心臓が跳ねた。


「ここだよ。ひとつ入力がずれてる」


「……すみません」


「謝らなくていい。気づけたから大丈夫」


その言葉は、

失敗ばかりの自分を責めていた葵の胸に

じんわりと染み込んでいった。


大和の声は、

叱るでも慰めるでもなく、

ただ寄り添うように優しかった。


その夜、葵は初めて

「ここで頑張りたい」と思った。

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