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ふたりの食卓
夕食のテーブルには、
美咲が作った温かい料理が並んでいた。
「いただきます」
「いただきます」
箸を動かしながら、美咲が言う。
「今日ね、病院で検査してきたの。
……やっぱり、再検査になっちゃった」
大和の手が止まった。
「……そうか」
「うん。でも、まだ決まったわけじゃないし。
大丈夫、大丈夫」
美咲は笑ってみせたが、
その声は少しだけ震えていた。
大和は、そっと彼女の手を握った。
「一緒に行くよ。次の検査も」
「仕事、忙しいでしょ?」
「いいんだ。お前のことが一番大事だから」
その言葉に、美咲は目を伏せた。
涙をこらえているのがわかった。
「……ありがとう」




