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あらすじ
名門ブロンテ伯爵家の四女ルナは、憂鬱なデビューを迎えていた。三人の姉たちはみんなそれぞれ美貌をもち、社交界では人気者だからだ。ルナはいつも姉をみて劣る自分に引け目を感じていた。それでお下がりのドレスを着たりそれで満足をしていた。
初めてのデビューにエスコート役に選ばれたのはフェリクス・ウィンスレット、公爵家の跡取りだった。フェリクスは容姿も麗しくそして素敵なエスコートでルナを魅了して一気に惹かれてしまう。
フェリクスもまた、そんなルナに信じられないほど求愛をしてくれる。
二人きりで行動が増えると、ルナは母に叱責されてしまった。少し距離を離すようになるが……。
ルナはオペラで会った女性アネリとフェリクスの間に何かあると、勘を働かせ、ひょんな事から確信してしまう。そして、思わずその女性の家に近づくという大胆な行動をとってしまう。
アネリはきっぱりと否定してルナはそれを信じた。
王宮の舞踏会で、ルナはフェリクスに告白をする。フェリクスはそれを聞き、ウィンスレット家の舞踏会でルナに求婚をする。




