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『朱里ちゃんの戯言』短編小説集   作者: 健野屋文乃
8章 あやかしの章

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僕らの季節が始まったんだ&てんとう虫の秘密文書

『僕らの季節が始まったんだ』


その日、目覚めたら、見渡す限り楽園が広がっていた。

昨日は、そんな光景、広がっていなかったのに・・・

夢に見た楽園は、こんな風に一夜で現れるものなのか?

僕らは、水が引かれたその場所で・・・

人が水田と呼ぶ場所で、歓喜の叫びを上げた。

僕らの季節が始まったんだ。

蛙の季節が!




『てんとう虫の秘密文書』


真実は 落ち葉の裏に 書いてある。

これは、てんとう虫から聞いた話。


落ち葉の裏に書かれた真実は、いずれ、菌によって分解され、腐葉土となり、土の下へ下へと、落ちていく。


人はね、落ち葉の裏に書かれた真実なんか知らされず、虚構の中で、生きていくんだ。

そして、死んで土に帰った時、その真実を知る。


時々、生きてるうちに、落ち葉をめくって、真実を見つけちゃったりする人がいる。


でもね、見つけても、その人たちは、誰にも言わずに死んでいく。


墓場まで持っていくって奴だ。


さらに、希に・・・かなり希にだけど


真実を文書に残しちゃう人がいたりするんだ。


秘密文書として。

それを偶然見つけた人は、狂っちゃたりするのさ。




おしまい

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