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第37話 確認

『本当に大丈夫だろうな?』

「大丈夫です」

『大丈夫?と声をかけられて大丈夫と返答があった場合、それは大丈夫ではないという事実をあらわしている。これは常識だ。つまり大丈夫ではない』

「声をかけられる前から大丈夫でした! あなたのそういう手口には慣れたので、もうボクには通用しません!」

『猪口才な……冗談はこのくらいにして、もうポイントプログラムは正式にスタートしているんだから、うっかり不祥事を起こすわけにはいかないからな。それだけは理解しているよな?』

「わかってます。何かする前には必ず、あなたに相談してからにします。それは先週、約束しました。これでもう、ボクの暴走で間違いはおこらないハズです」

『その約束の例外規定のせいで三日後に破滅が訪れる恐れがある、っていう話をしているんだが……』

「大丈夫です! 前回のようなヘマはしません! ポイントプログラムの根底を揺るがすような無茶もしません! ただ、利用者のみなさんがニコってしてくれるような、そんな仕掛けを用意しているだけです! 信じて!!」

『信じろって言われて信じることができたなら、人類はとっくのとうに次のステージへ……あ、もう関係ない話だったか、アハハ』

「じゃあご納得いただけたということで」

『なーにを言っとるんだねチミは。まあそうだな、キャンペーンの詳細を吐けって言ってもどうせダンマリを決め込むんだろうから……いくつか質問をするから「はい」か「いいえ」だけで答えなさい。いいね?』

「わかりました」

『ダメだこりゃ』

「! はいはいはーい!!!」

『返事は一回でよろしい。ビックリマークも規定外だ。では、まずは一番大事な点から尋ねよう。利用者のポイントを倍増あるいはそれ以上の過激な急増をさせる内容となっているか?』

「いいえ」

『よろしい。ならば次に確認するポイントは――』




【ポイントプログラム】

利用可能ポイント: 659


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