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リア充は絶滅しました  作者: @OhMyBrokenAI
第1部 リア充は絶滅しました
25/81

第25話 相談

「まあそうですね。さすがに友達を提供するというのは、サービスとしてはいかがなものかと思います」

「そうですよね! いかがわしいですよね!」

「いかがわしいという程ではないとは思いますけれども……ピントがずれているような気がします」

「やっぱり、そういう変なサービスには関わらない方がいいでしょうか」


 良識を持っている人が身近にいるというのは、何ものにも代え難いなあ。


「そうですねえ――あなたはどうしたいのですか?」

「……えっ?」

「気に留めていないわけではないという事は、気になっているのではないかと思いまして」

「ぐっ……おっしゃる通りでございます」

「もしこれが、いかがわしくないサービスなのであれば、利用することに躊躇いはないのでしょうか」

「……お試し程度なら、まあ、いいかもしれないなーとは思います」

「それなら、このサービスもお試しで提供されているわけですし、試しに利用してみてはいかがでしょうか」

「うーん……あくまでお試し、というノリでですか」

「サービスの提供元は信用していいですよ。そもそもこの世界には信用できない人はいませんけど」

「はあ……ちょっと間が抜けすぎている気がするんですよねえ」


 しまった、うっかり本音を言ってしまった!


「ははは、あの子はウッカリ屋さんで有名ですからね。仕事でだけは絶対にミスしないんですけど、それ以外となると、なかなか厳しいそうです」

「ポイントサービスは仕事ではないのでしょうか……」

「サービスですからね。みなさんを楽しませたいっていう気持ちの表れですから、そんなに厳しくしないであげてください」

「うーん、私はどうしても細かいところに目が行ってしまうみたいで……」

「あなたにはとても感謝しているそうですよ。あの子一人では話を進めるのも難しかったでしょうし、私も良かったと思っています」

「……知っていらっしゃいましたか」

「知っているもなにも、あの子にあなたを推薦したのは私ですからね」


 ……うん?


「……スタートアップメンバーとして、ですか?」

「ええ、まだあまりこの世界に慣れていらっしゃらないようでしたので、いい機会かとも思いまして」

「は、はは……お気を煩わせてしまっていたみたいで、すみません……」

「一人でいるのも良いものではありますけれども、それ以外にも良いことは、いろいろとありますから。そういうことを知らないままというのも、もったいないでしょう?」

「そう言われてしまうと、反論する余地などございません……」

「あなたのペースで構いませんから、楽しんでいただければと思います」

「お心遣い、ありがとうございます」

「それでは、今日はこんなところで」

「また来週お会いしましょう」


 犯人はお前だったのか!




【ポイントプログラム】

利用可能ポイント: 609

うち期間限定ポイント: 500

有効期限: 2023-02-28


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