表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

荒神君の子守り事情

作者:伊森維亮
 町の商店街である金天街で働き、裏社会の人間の持ち金を搾取することでも生計を立てる青年・荒之音尊は、天より追放された神・素戔嗚尊であった。
 ある日、そんな彼の家を兄である月読命が、幼い少女の姿となった姉・天照大神を連れて訪れる。彼によると、アマテラスは神の力・霊力を枯渇させてしまい、能力と記憶のほとんどを失ってしまったという。そして、彼女を元の姿へと戻すため、霊力の豊富な尊に彼女と共同生活をして欲しいと、ツクヨミは彼に頼み込んできた。
 かつて自分を陥れた彼女を嫌っていた尊は、最初それを断ろうとした。だが、アマテラスが復活しなければ彼のいる人間界も滅びてしまうと知り、幼女姿の姉・照子との暮らしを仕方なく始めることになった。
 当初は険悪な雰囲気となっていた尊と照子だったが、実母であり、アマテラスを狙う黄泉の神であるイザナミの突然の来訪を機に、照子は尊を頼れる存在として認め始める。また、自分へと徐々に懐いていく彼女に対し、尊は憎むべき相手でありながら守るべき存在という葛藤を、図らずもより一層に深めていく。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ