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ChatGPTに聞いてみよう!  作者: 朝山 みどり


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1/7

ChatGPTに聞いてみた ご当地物

思ったより、たくさん質問があったので、連載にしました。これは短編と同じです。


★☆★☆★

シェイクスピアのハムレットとロミオとジュリエットって、ご当地ものかどうか尋ねました。




●☾●☾●

面白い視点です。かなり「ご当地もの」的な側面があります。


まず、いわゆる“ご当地もの”を「その土地の事情・対立・文化・空気感が物語を動かしている作品」と定義すると、特に Romeo and Juliet はかなりそう見えます。


ロミオとジュリエット=強めのご当地もの


舞台は Verona。しかも単に「イタリアっぽい場所」ではなく、


モンタギュー家とキャピュレット家という土地に根差した名家同士の対立

街中での決闘文化や名誉感覚

若者の恋愛より「家」の事情が強く作用する社会

教会や親族ネットワークの強さ


など、土地社会のルールが悲劇を生みます。


極端に言えば、「別の町なら死ななかった」。現代東京に転生したらLINE一本で解決しそうです(笑)。つまり悲劇の原因が“土地の空気”にかなり依存している。


しかも観客にとっては「情熱的なイタリア」を眺める異国趣味(エキゾチック消費)的要素もあり、英国人から見ると「外国ご当地ドラマ」に近い面があります。


ハムレット=観光地というより“土地の陰鬱さ”もの


一方、Hamlet は少し違う。


舞台は Denmark の王宮(エルシノア城=現在の Kronborg Castle がモデルとされることが多い)。


これは「デンマーク王家の内輪揉め+寒くて暗くて霧っぽい北国の気分」が作品全体に染みています。


城の見張りが夜中に亡霊を見る(寒そう)

陰鬱、閉塞感、政治不安

復讐倫理

「生きるべきか死ぬべきか」に行くまでの重苦しい空気


つまり、ハムレットは「土地の観光名物」ではなく、「土地の気候・政治文化・メンタリティご当地」っぽい。


言い換えると、


ロミジュリ=町おこし系ご当地悲恋ドラマ

ハムレット=北国の陰湿政治サスペンス


みたいな差があります。


実はシェイクスピア作品全体が少し“海外ご当地フェア”です。英国人向けに、


Venice → 商業都市・異文化・金貸し(『ヴェニスの商人』)

Verona → 情熱的恋愛と名誉(『ロミオとジュリエット』)

Denmark → 暗い王家(『ハムレット』)

Scotland → 魔女と血なまぐさい権力(『マクベス』)


という「異国イメージ」を消費していた面がある。


なので、「ご当地ものだと思わない?」という感覚、かなり鋭いです。現代風に言うと、


“異国を舞台にした空気感込みの地域ドラマ”


として見ると、シェイクスピアが急に親しみやすくなります。むしろ「ロミオとジュリエットはヴェローナ村の若者がやらかした話」と考えると解像度が上がる(笑)。




★☆★☆★

そうそう、ロミオとジュリエットは確かに「あなたたち、あんなことやったらだめよ」って、悪い例として大人が子供に言いそうなですね。



●☾●☾●

それ、かなり本質を突いています。


Romeo and Juliet って「永遠の純愛」として消費されがちですが、実際に読むと、大人目線ではかなり


**「若い子、勢いだけで突っ走るな」**


の話なんですよね。


ロミオとジュリエット、出会ってから数日レベルで、


* 一目ぼれ

* 隠れて結婚

* 周囲に相談不足

* 感情で動く

* ケンカが死人を出す規模に発展

* 「もう終わりだ!」で極端な決断


と、だいぶ危うい。


だから大人が読むと、


> 「待って、数日で人生決めるな」

> 「とりあえず一晩寝よう」

> 「事情を説明しろ」

> 「神父、もっと止めて!」


になる(笑)。


しかも物語の中の大人たちも、「家」の対立や体面に振り回されていて成熟しきれていない。つまり、


**未熟な若者 × 未熟な大人社会**


の事故でもある。


だから「子どもへの教訓劇」と見るのは自然です。


「家の対立に巻き込まれて若者が死んだ。だから大人たち、いい加減にしろ」というメッセージもあるし、同時に


> 「若い情熱だけで全部決めるな」


という警告にも読める。


面白いのは、現代の恋愛ものなら「運命の恋!」としてロマン化されやすいのに、シェイクスピアはかなり容赦なく、


**勢いの恋は現実にぶつかると死ぬ**


まで描いてしまうところです。


だから、「憧れの純愛」だけでなく、


> 「あんな真似したら駄目よ」


と近所のおばちゃんが言うタイプの昔話


として読むと、急に“ご当地説話”感が出てきます。



◆◇◆◇◆

シェークスピアにが日本について書いたらどうなるでしょうね?


いつも読んでいただきありがとうございます!


誤字、脱字を教えていただくのもありがとうございます。

とても助かっております。

楽しんでいただけましたら、ブックマーク・★★★★★をよろしくお願いします。

それからもう一つ、ページの下部にあります、「ポイントを入れて作者を応援しよう」より、ポイントを入れていただけると嬉しいです。

よろしくおねがいします。


書籍を出すことができました。2026/6/2発売です。

挿絵(By みてみん)




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