荷
窓からトラックが見えた。
最初は、ただの影だった。普通の車にしては長すぎる影。
それから、運転手が曲がる道を間違えたのではないかと迷っているように、通りをゆっくり、ためらいがちに進んでくるのが見えた。
私は窓ガラスに近づき、すぐに分かった。
あれは、私のところへ来たのだ。
トラックは巨大だった。
家々が隣り合い、通る車のことなどすっかり覚えてしまうほど静かなこの通りには、あまりにも大きすぎた。品がないほどに巨大だった。
トラックはゆっくりと、ほとんど慎重に進んでいた。ある瞬間、道路にはもう、ほかの何かが通る余地など残っていないように見えた。
私は上着を引っかけ、外へ出た。
その日は晴れていて、穏やかで、どこか居心地さえよかった。
秋が親しげに振る舞おうとする、そんな十月の日だった。
人々はすでに家の飾りつけを始めていた。
玄関先には、大小さまざまなカボチャが並んでいた。本物もあれば、飾り物もある。
一つだけ置かれているものもあれば、枯れ枝や干し草の束、トウモロコシの穂と組み合わせて、ひとつの風景のように飾られているものもあった。
この町に秋が一度に訪れることはない。
まず、秋が来ることを告げるしるしが現れるのだ。
そんな景色の中で、巨大なトラックだけが異質に見えた。
トラックは私の家の向かいに停まった。
四人の男が降りてきた。
全員が大柄で、無口で、同じ作業用ジャケットを着ていた。
言葉を交わすこともなく、息を合わせて動いていた。長いあいだ一緒に働いてきた者たちのようだった。
何かの間違いではないかと言おうとしたとき、彼らが荷台を開けた。
中には何もなかった。
ただ一つを除いて。
板と合板を打ちつけて作られた、巨大な木箱。
粗雑で、重々しく、運ぶためではなく、何かを保管するために作られたことが一目で分かった。
小型車ほどの大きさがあった。
あの箱以外のものを、荷台に積む余地があったのかどうかさえ分からなかった。
男たちは箱をゆっくりと、慎重に引き出し始めた。
急いではならないことを、最初から知っているようだった。
「待ってください」
私は近づきながら言った。
「何かの間違いです。私は何も注文していません。まして、こんなものは……」
男の一人が配達書類に目を落とし、用紙をこちらに向けた。
名前。
姓。
住所。
電話番号。
すべて、私のものだった。
「受け取りを拒否されますか?」
彼は落ち着いた声で尋ねた。
私は木箱を見た。
それから家を見た。
そして隣の敷地へ目を向けた。
フィルの家には、いつになく大勢の人がいた。
数人が門のそばに立ち、すでに庭へ入っていく者もいた。
たぶん、植物を買いに来た人たちだろう。
フィル本人の姿は見えなかった。
「いいえ」
私はようやく答えた。
「拒否はしません」
彼らは木箱を家の前の芝生へ降ろした。
まるで最初から、そこに置かれることになっていたかのように、箱はその場所に落ち着いた。
そもそも玄関を通る大きさではなかった。
私は受領書に署名した。
「誰から送られたものですか?」
私は尋ねた。
「何も聞かされていません」
彼らは答えた。
「私たちにも分かりません」
トラックは、やって来たときと同じように、ゆっくりと走り去った。
私は一人残された。
自分の家の前に。
芝生の上の、巨大な木箱と一緒に。
私は近づくこともできず、ただそこに立って箱を見つめていた。
それは重く、頑固そうに見えた。
一時的なものには見えなかった。
偶然そこにあるものにも。
気軽に届けられるような品でも、「あとで何とかすればいい」と放置できるようなものでもなかった。
私は箱の周囲を一周した。
板は新しく、頑丈だった。
ボルトは深く打ち込まれている。
どこにも緩んでいるところはなかった。
道具があったとしても、私一人ではどうにもできなかっただろう。
携帯電話が震えた。
フレデリカからだった。
私たちは一緒に大学で学んでいた。
その後、彼女は調査旅行へ出るようになった。
写真を撮り、記録を残し、普通の人間なら気軽には足を運ばないような場所へ行く。
私たちはほとんど連絡を取っていなかった。
そして彼女は、理由もなくメッセージを送ってくるような人ではなかった。
モリー、これは私たちからのものよ。
事前に知らせなくてごめんなさい。
二週間後にそちらへ行って、全部説明します。
お願いだから、それまで預かっておいて。
私はメッセージを読み返し、携帯電話をしまった。
言葉も出なかった。
何という厚かましさだろう。
自分がどんな化け物を送りつけたのか、彼女は分かっているのだろうか。
これをどうやって「預かれ」というのか。
鍵か何かだとでも?
書類だとでも?
これは車ほどの大きさがある、巨大な木箱なのだ。
しかも、中に何が入っているのかさえ分からない!!!!!
あまりにもひどい。
私はフレデリカの番号に電話をかけた。
呼び出し音すら鳴らなかった。
電源が切れている。
さらに何度かかけ直した。
何の反応もなかった。
私は腹を立てていた。
もし私が家にいなかったら?
長い旅行に出ていたら?
彼女はいったい何を考えていたのだろう。
私はフレデリカに、心の底から腹を立てていた。
家へ入り、背後でドアを閉めた。
中は暖かく、あまりにも穏やかだった。
家は何事もなかったかのように、いつもの暮らしを続けていた。
それが癇に障った。
私は台所へ行き、テーブルのそばで立ち止まり、それからまた玄関へ戻った。
考えることは一つだった。
二週間は長い。
家の中に入れることさえできないものを置いておくには、あまりにも長すぎる。
私は返信を打った。
電話して。
けれど、携帯電話は沈黙したままだった。
フレデリカはいつもこうだった。
まず行動して、説明はあとから。
たいていは、それでうまくいった。
たいていは。
私は木箱の中に何が入っているのか想像しようとした。
けれど、思いつくものはどれも、単純すぎるか、奇妙すぎるかのどちらかだった。
突然、左肩がまた痛み始めた。
鈍く引っ張られるような痛み。
何かがそこに引っかかっているようだった。
私は服を脱ぐことさえせず、ほんの少し休むつもりでソファに横になった。
目を閉じた。
そして、眠りに落ちた。
最初は、自分が眠っているとは思わなかった。
大きな犬が部屋の中を走り回っていた。
ロットワイラーのような犬だった。
大柄で、黒く、毛並みは艶やかだった。
犬はソファの周りをぐるぐると回り、鼻を鳴らし、荒い息をついていた。
やがて突然、私の脚を舐め始めた。
しつこく、執拗に。
払いのけようとした。
けれど、身体はまったく動かなかった。
次の瞬間、犬は消えた。
代わりに立っていたのは、あの配管工だった。
あの男だ。
彼は家の中を歩き回り、部屋の隅々を覗き込みながら、小さな声で何かをつぶやいていた。
すべてが正常かどうか確認しているようだった。
何を言っているのかは聞き取れなかった。
彼は私には目もくれずソファの横を通り過ぎると、窓辺で立ち止まった。
ポケットからモンキーレンチを取り出し、
突然、それを窓の外へ投げた。
レンチは木箱に当たった。
鈍い破裂音が響く。
木箱は裂けるように開いた。
中にあったのは、
焼け焦げた切り株だった。
黒く炭化し、
火事をくぐり抜けてきたようにひび割れていた。
その瞬間だった。
胸の上に、重いものがのしかかった。
巨大な黒いカラスが、
私の胸の上に止まっていた。
嘴には、生肉の切れ端。
黒く、まだ濡れている。
カラスは片目だけで私を見つめ、
短く鳴いた。
そして翼を大きく打ち鳴らして飛び立った。
その風圧は、まるで殴られたようだった。
私は悲鳴を上げた。
そして目を覚ました。
心臓は激しく鼓動していた。
口の中は乾ききっていた。
部屋は変わらない。
ソファも、
壁も、
静けさも。
それでも夢の感触だけは消えなかった。
終わったのではなく、
ほんの少し横へ退いただけのようだった。
私は立ち上がり、庭へ出た。
夕方の空気はひんやりとしていた。
あたりは静かで、
茂みの中では小鳥たちが小さくさえずっていた。
木箱は、
まだそこにあった。
外へ置いたままにしておくこともできない。
だからといって、
開けることもできない。
私は家を見た。
それから通りを見た。
そしてフィルの家へ目を向けた。
もう人の姿はなかった。
古い車だけが家の前に止まっている。
つまり、
フィルは家にいるはずだった。
私は門を閉め、
彼の家へ向かった。
助けが必要だった。




