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木から降りる時  作者: けむまきウロコ
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北海道に行きたい

週末、開店時間とともにいつも行っているキャンプ用品のお店に行った。


店長の亀田さんがいた。亀田さんはキャンプ好きが高じてお店を開いたマニア中のマニアだ。


「亀田さん、こんにちは。」

「あ、木実ちゃん、いらっしゃい。新しい寝袋入ったよ。見る?」

「見ます!あと今度、北海道に行きたくて。」

「いいね!僕も去年行ったよ。写真あるから見せてあげるよ。」


と、亀田さんはスマホの写真をたくさん見せてくれた。

さざ波のきらめく湖、鮮やかな緑輝く山々、可愛いしぐさのエゾリスや堂々たるエゾシカなどどれも魅力的だった。


「北海道は何を撮っても綺麗に写るんだよね。」

と亀田さんは言った。


写真を見ていくと、遠くに黒い塊が写っている写真が気になった。

「これはなんですか?」

「あぁ、これはヒグマだよ。遠くに見えたから近づかずに逃げたんだけど、追いかけられたら逃げられないから気を付けないとね。」

そうか、北海道にはヒグマがいるんだった。

ちょっと怖いな、と思っていたら

「だいたいのヒグマは人間を見つけると逃げるし、気をつけていれば大丈夫だよ。」

とヒグマの習性や回避方法を教えてくれた。


近づかない

エサをやらない

走って逃げない

荷物を取られたらあきらめる


うん、ちょっと怖いけど気を付けていれば大丈夫そう。

そこまで山の深くに行くわけではないし。

それよりも、美しい写真を見て、やっぱり北海道に行ってみたい、と強烈に感じた。

その日は北海道キャンプに向けて新しい寝袋を購入した。

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