↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
parallels  作者: 核子
PR
5/11

調査

ピーガガガガ・・・


私は仕事部屋からニフティーサーブに接続した。

国内ネット最大手のデータベースを検索してみようと思った。


「えっと・・・フォーラム検索だな」


超常現象とタイムスリップをキーワードに放り込んで検索・・・

しかし・・・公衆回線のモデムは、欠伸が出るほど遅い。

通信インフラの貧弱さとハードウェアパフォーマンスの悪さには閉口するが、パソコン通信過渡期であるこの時代においては、諦めなければならない現実である。

逆に、わずか16年間で進歩したインフラ技術とハードウェア・ソフトウェアの進化に賞賛を送るべきなのかもしれない。



1時間ほどテキストベースのデータを閲覧したが、SF小説ネタの情報ばかりである。


「しかし貧困なデータベースだなぁ・・・俺に起きてる現象はフィクションじゃないんだよ・・・」


ボヤキながら煙草に手を伸ばした時にXファイルのフレーズが頭を過ぎった。


「もしかすると、アメリカのネットワークだと・・・」


呟きながらニフティーサーブのメインメニューへ戻っていた。


CompuServe

アメリカで最も大きいネットワークである。

この頃、コンプサーブに日本から接続できるのはニフティサーブだけである事を思い出した。

接続した瞬間・・・アルファベットの羅列が視界に飛び込んできた。


「あぁ・・・当然だよな。敵はアメリカだし・・・」


慌てて書棚から英和辞書と和英辞書を取り出して・・・

悪戦苦闘の末検索するべき単語を導き出した。


Paranormal phenomena

Time slip


・・・暫くして応答が有り

Count Number(s) is(are) 6372 のメッセージが表示された。

国内データベースとは比べ物にならないデータ量である。

溜め息と共に、解明するための情報に希望が繋がった瞬間であった。


------------------------------------------------

【注意】

ニフティサーブ,CompuServe は実在の組織ですが、本物語とは一切関係ありません。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。