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最弱勇者と万能メイド  作者: 浮遊する生物KURAGE
第1章 異世界召喚と女王騒動
14/42

世界観紹介編 教えて、ルルナ先生!

重さ中くらいの設定集です。

後から追加したので、当時のヒロミとルルナの距離感を忘れ掛けてる……。まあ、ちょっと角があるこれくらい、でしたよね?


※以降の設定矛盾の無いように書きましたが、万一見つけられた場合(特に第1章時点のもの)はご一報頂けますと幸いです。

・地理について


「この辺りは勇者様にも少しお教えしましたね」


「あんまり詳しくはやってないけど、まあ、そこそこね」


「自信がおありなんですね?」


「えっ!?何だよ、その抜き打ちテスト気味な雰囲気……」


3つの大陸、及び多くの島から成り立っており、又、ヒロミが召喚されたエルグランド王国はその中で最も大きな“ヴァンストリア大陸”である。


ヴァンストリア大陸には7つの国が位置し、その内3大国家と呼ばれるのが、“エルグランド王国”、“フォラリア帝国”、“ベルガー連邦”である。兵の数に関してはフォラリアが最も多いが、ベルガーには“ブラッディロン”と呼ばれる強力な部隊があり、双方は常に目線で火花を散らす程仲が悪い。


その他の国について、“ミラド国”はヴァンストリア大陸の3大国家に匹敵する程の大きさを持ちつつも、豊かな土地を持っているが為に人々が技術を発展させる事を疎かにした事であまり国力は大きくない。とはいえ、屈強な戦士達が国を守っている為に、他の国から攻められる事もあまりない。

アイド王国の王はかつてエルグランド王国の王と血を分けた兄弟で、当時は戦争する事も多々あったものの現在は同盟を結び、フォラリアやベルガーの侵攻を協力して退けている。

ドラゴナ国とドラセナ国もかつて1つの国であったが、神竜“ヴァイス”の宗教上での扱いを巡って国内で対立が起き、分裂した。とはいえどちらも小国である為、平和条約を結びヴァイスの住まうとされるダルアスを共同で管理していたが、ベルガーに盗られてしまった。


ヴァンストリア大陸の南東に浮かぶのはコーミャ国で、3つの小島からなっている。狭い国土ながら標高差等により様々な地形が見られ、各地の特産品はエルグランド王国を初めとした各国の市場で高い値段が付く。


・ゲームっぽいシステムについて


「この辺りはあんまり教わってないな……」


「そうですね。では、この後10時間程掛けて魔物ごとの経験値量までみっちり覚えて頂きます」


「ちょ、ルルナ、それは勘弁!」


「勇者様、()()()()()、ですよ?」


「あぁもう、嫌になってくる……!!」


人は基本的にスキルを10個まで保持する事が出来、スキルには“魔法”、という1つの括りで自然のそれに似た現象等を人為的に発動出来る。尚、スキルを10個まで所持している人間は稀である。スキルは沢山使用したり強固なイメージ力がある程強化される(才能にも大きく左右される)。

基本的に、スキルは特別な施設や道具を用いなければ確認する事は出来ないが、何故かヒロミだけは脳内で確認する事も出来る。


この世界には動物の他に魔法を使用する“魔物”が数多く生息しており、生態系に組み込まれている他、財宝や遺跡等を守護している事がある。

魔物を倒す事で関連するスキルの能力が向上する他、僅かに基礎身体能力が向上する事がある。


一部の魔物の素材は市場で高く取引され、それ等を集める、いわゆる“トレジャーハンター”や“冒険者”は業界に重要視されており、“冒険者ギルド”にて統括されている。


「て、スキル10個までしか覚えられないんじゃ、俺の訓練の意味、全く無くないか!?」


「いえ、歴代の勇者様方はこの仕組みには一切囚われていなかったと、資料に残っております故ご安心下さいませ」


「安心出来ないよ……」


・エルグランド王国内の仕組みについて


「そういえば、ピアナの諸々に巻き込まれてから何か複雑な事になってたけど、この国のシステムについて全く知らないな……」


「そういえば……。あまり説明出来ず、申し訳御座いませんでした。では、名前についてから……わたくしの名前を例に挙げてご説明させて頂きます」


一般の農民等を除き、“名”、“職”、“姓”の順番が、所謂“本名”である。例えば、“ルルナ=メルイ・アニング”は、“ルルナ”が名、“メルイ”が職、神に通ずるもの、ひいては勇者や王家等に仕える者、“アニング”が姓である。尚、異界から召喚された人間は元のままの名を名乗るのが通例である。


王家に関して、血筋で取り立て、又、基本的に兄弟、姉妹の優先度であるが、王となれば性別による権力の差は生じない。本家の子女が優先されるが、争いによりそうでない事もよく起こる。


エルグランド王国では15歳が成人年齢であり、正式に“メルイ”のような職を語ったり結婚したりする事が出来るようになる(ただし、王族に関しては別である)。15歳になると親が見つけた相手と結婚させられる事が多いが、王家や上級貴族、或いは一部の聖職者はその限りでは無い。王に気に入られれば……という浅はかな考えからか、“メルイ”を名乗るメイドや召使い等にもその傾向はよく見られる。


「ふーん……じゃあ、ルルナは……」


「ち、違います。というか第一、わたくしに親はいませんから……」


「え……。ごめん、悪い事を言っちゃったね」


「構いません。このような生活ならば、あやがいてもいなくても、さして変わるものではありませんから。兎に角、授業中に先生の個人的な事を訊くのはいただけません」


「……あ、ハイ」


〜★〜★〜★〜


「以上が本日の講義となります。必要最低限の事はお教え致しましたから、これで暫くは実践主体の訓練が出来そうですね……」


「え、嘘!?嫌だよ、そんなの!」


「ふふっ……勇者様は物覚えがお早いですから、座学はすぐに終わってしまいましたね」


「ルルナってもしかしてサイコパス!?」


「むっ……そんなんじゃありません。あと、ちゃんとルルナ先生、って呼んで下さい」


ここに来てやっと感情らしいものを見せたルルナの発言の意外な子供っぽさに思わず微笑ましさが込み上げてくるが、明日からの地獄を思うとゾッとせずにはいられないヒロミであった。

眠ぅい……zzz……すやぁ。


Good night.


……早過ぎますかね(現在19時33分)?皆さん、職業柄仕方無い方は兎も角、徹夜とか3時まで起きとか、身体に悪い生活はやめましょうね〜(ブーメラン)。

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