始まりの街、ギルドはどこだっ!
──『始まりの街』。王城から最も近い街である。城下町とは別でだが。
「そこの者!」
入り口の門を通ろうとしたのだが、何故か門番に止められた。
「お前達のような怪しい輩をこの街に入れる事は出来ん!」
あ、あやしい?俺達が……?
「もしかしなくても私達のことですか?それって」
「お前ら以外に誰がいるっ!」
俺はそっと後ろを振り返る。
「誰も居らんわっ!!」
門番さん、喉枯れないかな?
「どうしたら通れますか?」
「身分証明を出せ」
身分証明?んなもんないぞ。
「なにがあれば身分証明になりますか?」
「……身分証明、持ってないのか」
「はい……辺境のド田舎から来たもので……」
「これからお前達はこの街で何するつもりだ?」
「ギルドで冒険者登録しようかと思いまして」
「……いいだろう、だが俺もついて行く。おい!アデル、俺はこいつらについて行くからな!」
え、ええ?どして?
「わかった、行って来い」
「じゃあいくぞ。ギルドはこっちだ」
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街は活気に溢れている。店員の客を呼び込む声が街に響く。
ギルドには簡単に着いた。ギルドは大通りの真正面でとても目立つのだ。
中に入ると沢山の人が。
カウンターがあって、そこで依頼や冒険者登録の手続きをするそうだ。
「あの、冒険者登録したいのですが」
「……あなたがですか?」
「そうですけど……なにか?」
俺女だけど、女の冒険者いるだろ?普通に。
「(こんな可愛い女の子が冒険者だなんて……でもでも、冒険者って、身の丈に合った仕事なら危険はないし……。よし!お姉さんが全力でサポートしてげるんだから!!)冒険者登録ですね?ではこの水晶に手を当ててください」
魔力測定の水晶みたいだな。
そんな事を思いつつ、俺は水晶に触れた。
「はい、ありがとうございました。それでは10分ほどお待ち下さい」
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受付嬢のお姉さんがギルドカードを持って帰って来た。
「このギルドカードにはあなたの名前、年齢、ギルドランク、ステータスが載ります。無くさないように気をつけてくださいね」
「あの、ギルドランクってなんですか?」
「ギルドランクは、A~Eまであり、ランクごとに受けられる依頼が変わってきます。ソロなら1つ上のランクの依頼まで。パーティーなら2つ上の依頼までです。依頼はこちらのカウンターまで持ってきてください」
「わかりました。ありがとうございます」
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「これからはこれが身分証明書となる。無くすなよ?」
そう教えてくれる門番さん。優しいなぁ。
「じゃあ俺はもう帰るが気をつけるんだぞ」
何にだ?




