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第82話 Eランク冒険者、潜水艇を作る!?(22)
「……何だって?」
俺の視界に、追加の文字が浮かんだ。
『特殊条件を確認』
『古代守護者の残滓に共鳴しています』
『特殊契約を試行しますか?』
俺は息をのんだ。
これは、ただの魔獣ではない。
古代遺跡に関係する存在だ。
キュモポレイアが、俺を見つめている。
「(新作。無理をするでないぞ)」
その声は、真剣だった。
俺は、ゆっくりとうなずいた。
「(大丈夫。こいつを倒したいわけじゃない)」
俺は、竿を握る手に力を込めた。
「(話を聞きたいんだ)」
そして、心の中で答えた。
(特殊契約を試行する)
青い光が、水中を包み込んだ。
アビス・クラブの甲羅に刻まれた紋章が輝く。
赤い魔力が、少しずつ青色へと変化していく。
巨大な魔獣は、ゆっくりとハサミを下ろした。
『特殊契約が成立しました』
『召喚魔獣:アビス・クラブ』
『個体名:未設定』
『契約状態:安定』
『能力:深海防御、古代魔力感知、海底移動』
『特殊特性:海底神殿の封印反応を感知可能』




