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第7話 プロローグ【悪戯波と、釣り人の最期】(7)
「わらわがそなたを守ってやろう! 海であろうと嵐であろうと、わらわの敵ではない!」
「……いや、守るのはいいけど、今度は悪戯で津波を起こさないでくださいね?」
「そ、それは……」
「起こさないでくださいね?」
「……努力する」
「約束してください」
「……約束する」
よし! とりあえず、そこは釘を刺しておこう。
ポセイドンさまは安堵したようにうなずくと、三叉槍を掲げた。
「では、そなたに新たな命と力を授けよう。行くがよい、藤原新作。水と大地の惑星ポワンへ!」
光が、俺の身体を包み込んだ。
視界が白く染まる。
意識が遠ざかる直前、キュモポレイアの声が聞こえた。
「待っておれ、新作! わらわが、そなたを最高の冒険者にしてやるからな!」
……いや。
できれば、自分の力で最高の冒険者になりたいんだけど。
そんなツッコミは、光の向こうへ消えていった。
◇◇◇




