第5話 【城を探検したら恥ずかしい失敗をした】
さぁさぁ二回目更新ですよ!!
若干エロスなシーンが入ります、他の小説に比べたら些細な表現ですが私にはこれでも頑張りました。
エロ表現……難しい。
「さて……と」
俺は赤い絨毯が敷き詰められた大きな廊下を歩いていた、窓には埃ひとつない、カーテンらしきものも清潔感が溢れている、外は青空の素晴らしい天気だ……。そんな城の中をあてもなく彷徨っているわけだが……さっきの部屋からもう4時間以上歩いているのだがまったく進展がない。
窓からでようかと思ったが予想以上に高く断念した。
「それにしても広すぎなんだよこの城……」
いろいろな発見はしたが……目ぼしいものはなかった。
一応紹介すると
:罠だらけの部屋を発見、大きな音がなるとか、風が下から吹き出すとか効果が微妙な罠ばかりだった
:空の宝箱だけしかない部屋、いったいなんの意味が……
:よくわからない、剣やら鎧やら盾やらが乱雑に転がっていた部屋。
透明な剣があったみたいで、裸足で入ったらすこし怪我した。
……と俺が発見した一部を紹介したが進展がないことがお分かりいただけただろう。
というか地図くらいくれても良かったのではないだろうか……?
「あ〜〜……お腹すいた。もう少しまともな服も着たいし……せめて下くらいは……」
そういえばふとおもったんだが……俺は腹が減るんだな、ホムンクルスでも減るもんは減るんだな。
今はそんなことどうでもいいか……
さてと……ほんまにどうしよう。
マップ〜〜……マップか地図はないかしら?
「お……でたけどダメだこりゃ」
思うとでた恒例の透明ガラスウィンドウだがしかし文字化けやらなにやらでまったく判別がつきません。
「ハァ……一体どうしたものか、ん?」
ふらふらさまよっていると扉にとっくりがたのなにかと、細長い筒がくっついているマークがある部屋に到着した。
「なんだここ……」
しばらくドアの前にいるとガラスがふれあうカチャカチャという音が聞こえたり紙のすれる音がすることに気づく。
「中に誰かいるな……会えないかしら、すみませ――ん。なかにはいってよろしいでしょうか?」
俺はドアを軽くコンコンとノックすると……
ギィー……ドバン!!!!
ドアが外れて奥に倒れていった、中から刺激的な臭いやら、甘い臭いやら、よくわからない臭いがごちゃ混ぜで鼻にとどく、なかは埃だらけで布切れや紙がそこら辺に散乱していたり、奥には青やら紫やら緑やらよくわからない色を放つ物体があった……
「………あ――、中に誰かいたらごめんなさい。失礼します」
俺は部屋の中に入ろうとすると
「僕の部屋に……なにかよう?昨日徹夜で新しい薬、新発見の薬草の検証してたんだけど……」
奥から声が聞こえ、ガサガサ紙の上を歩いて誰かがやってくる。
「あ、どうもこんにちは……って!?」
よくわからない部屋の中から現れたのは、緑色の髪のショートヘアー、よほど手入れされていないのかボサボサに跳ねまくっていて、目には疲労感漂うクマ、下半身には白く薄い布しか着けていないで……上半身Yシャツのような服一枚だけしか着ておらず……小さな丘を携えた背が小さい小柄な女性が現れた。
「な、なんでそんな格好なんですか!?」
俺は急いでドアの前から目を反らし体を180回転させた、後ろから声が聞こえる。
「あ、ごめんごめん……研究に熱中し過ぎちゃってさ……終わるまで服は汚れるから着たくないんだ……今服を着てくるからさ、新米君はそこでまっててよ……。あと大変興味深いけど女性の前での生理現象はほどほどにね……?」
「!?!?!?!?」
「ククク……それじゃちょっと失礼」
そういってクスクスと笑いながら声はとうざかっていった……
「俺だって健全な1男子なんだよ……」
小声で俺はそう呟いてドアの方に向き直り隣の壁に移動して体育座りする、息子の愚行を後悔しながら出てくるまでしばらく待った……
最後に出てきた女性はなにものなのか!!
主人公の半裸族はいつ解消されるのか?
こうご期待!!
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