謎の白い猫
初めまして!
まだ不慣れな点も多いですが、読んでくださると幸いです!これからよろしくお願いします!
お母さん、お父さん、どこ?何これ、真っ暗。動けないし、何か周りにお花がいっぱい。
お母さん、お父さん何か泣いてる?大丈夫だよ。
私がまた、お話してあげる。
今日もいつもみたいに検査して…あっ、今日は外に散歩行くんだよね。
でもこの真っ暗なのは夢?それとも検査の機械?
それにしては、狭すぎるような…
…何か、暑くなって来た。まだ冬なのに。
暑い、何か火が…
何?怖い!
やめて!助けて!私、動いて!お父さん!お母さん!返事してよ!ねえ!
あれ…ここどこ?お花畑?でも私、さっきまで病院で…
13歳の私ーー櫻井結奈は原因不明の病気で、生まれた時からずっと、病院にいる。
…ここに来てから体が軽い。でも、何か日本とは違う感じの所だな…
私がしばらく辺りを見回してると、ぐったりと倒れている白い猫ちゃんが。
「大丈夫?どうしよう、ここどこか分かんないし…病院は?病院!」
ピロン。
「何?」
振り返ると、何やらゲームでよく見るステータス画面みたいな物が。
そこには、
″LvUP!「ヒール」が使えるようになりました。効果:対象に向かってヒールと唱えると怪我や病気が治ります。注意:自分の魔力分だけ治ります。″
ヒール?魔力?Lv?全然分かんないけどとりあえずこの猫ちゃん苦しそうだし、使っちゃえ!
「ヒール!」
『…まだ眠いにゃ』
「起きた!大丈夫?君、倒れてたんだよ!」
『そうにゃんだ、とりあえず、ありがとうにゃ。君、にゃまえは?』
「櫻井結奈だよ!」
『サクライ・ユナ…珍しいにゃまえだにゃ』
「…って、私猫と喋ってる!?」
『うにゃぁ!?びっくりさせないでにゃ。ていうか、当たり前だにゃ。』
「ていうか、ここどこ…」
私は、そう言いかけたところで、異世界だと確信しました。
だって、地球じゃ動物と話せないし、しかも、櫻井結奈が珍しいって…
ピロン。
「わあっ!」
『あっ、LvUPしたにゃ。おめでとうにゃ!』
ええっと、
″LvUP!テイムができるようになりました。効果:対象にテイムと唱えるとテイム出来ます。注意:1回につき1匹しかテイムできません。″
「……ねえ、テイムって何?」
『テイムっていうのは………』
テイムとは、簡単にいうとペットにするみたいなことなんだそう。
うーん、テイムねぇ…
私はもふもふするのが大好きなんだよね…
「じゃあ、テイム!」
『うにゃ!?』
『もう、勝手にテイムしないでにゃ。まあ元々テイムしてもらおうと思ってたからいいけどにゃ。』
「えへへ、じゃあ名前をつけないとね!ええっと…」
『…名前、あるにゃ。スノだにゃ。』
「…ふふ、スノか、かわいいね」
『照れるからやめてにゃ!』
『でも、テイムも知らないのかにゃ。まさか、異世界から来たとか?まあ、そんなことあるはずにゃいかにゃ。』
……それが、異世界から来たんだよねぇ…
そう言いたかったけど抑えました。異世界の人…
いや、猫に地球の事情を言ってもなと思って。
『そういえば、もう暗くなってくるにゃ。家に帰った方がいいにゃ。夜は夜行性の魔獣がたくさんいて危ないにゃ。』
「それが実は…この世界…いや、家が無くて。」
『家がないにゃ!?』
「…色々あって。」
『何があったかわかんにゃいけど、僕の家に来るにゃ?』
「いいの?」
『もちろん!にゃ』
そして私たちは歩き始めました。
スノの家に行くまでの話でわかった事なんだけど、スノは、はるかに年上のお姉さんでした。人間年齢でいうと20代後半ぐらいかな?
その時私はしばらく、驚きと反省で10秒ぐらい固まりました。
スノの家、どんなところだろう。
読んでくださってありがとうございます!続きもお楽しみに!




