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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議準備

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203/276

第203話

「視聴者の皆さんおはよ〜、マリで〜す。今日は実家での配信になりま〜す」


マリがドローンカメラに向けて挨拶を始めた。

モニターをチラッと見るとかなりのコメントが流れていた。

マリは配信やSNSでの投稿が気に入ったようでダンジョン配信以外でも配信をする姿を目撃している。

反対にカイトの方はダンジョンでの配信以外はあまりしていないようだった。

マリもカイトもダンジョンで生計を立てているので配信自体はやってもやらなくても良いので自分のペースでやっているのだろう。

ドローンを飛ばして動き回るマリを横目に私はカレー作りの続きに入る。

まずは食材を切っていくことから始める。

暴れ牛の肉を部位は関係なくブロック状に切っていく。

余った部分もこま切れ肉として入れる予定なのでまとめて集める。

次に野菜を切っていこうとした時に、


「アクが出なくなってきました」


とホムラが言ってきたので、ホムラにも野菜を切るのを手伝ってもらい一緒に切ってボウルに分けて入れていく。

ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キノコなどの野菜を大量に切ったものを、炒めては鍋に入れ、炒めては鍋に入れ、と繰り返す。


「ホムラは肉の方を軽く炒めて鍋に入れていってくれる?」


「わかりました!」


鍋を挟んで私とホムラで炒めては入れと繰り返し、大きな鍋に次々と食材が入っていく。

食材が入ったものから順次水を入れてフタをして火にかける。


「レーナ様、お鍋がいっぱいですね!」


「そうね、これだけの量を並べる事はあまり無いから面白い光景よね」


コンロに乗った鍋が並んでいく光景は家庭料理では見ないので、初めて見るホムラは楽しそうだ。

周りを見渡してみると、アクアはシズクとだし巻き玉子を作っているようでアクアがお手本を見せながら仲良く作っている。

サラの方はコカトリスの唐揚げを作っているようで熱した油の鍋を複数個準備して順番に入れて出してと繰り返していた。

その横では袋に漬け込んでいた肉をボールに入れ替えてサラに渡しているミノリの姿があった。


「うん、これは美味しい!」


「おいしいね〜」


「これとこれは味付けが違うね、こっちは醤油味でそっちは塩味だね」


そんな唐揚げを作っている横でドローンが飛んでおり、ゲームをやめてマリと合流したのか、ケイとカイトの三人でつまみ食いをしながら食レポ?をしていた。

モニターを見るとコメントも盛り上がっているようで、『おいしそう』や『いくらで食べられますか?』と言ったコメントや、『マリ様何を食べても美味しいしか言ってない』や『ケイちゃん可愛い』と言うコメントなどが流れていた。


ちなみに残りのフウカとイルとシルフィは切る専門になっているようで黙々と肉と野菜を大量に切っていた。

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