↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
幕間、フィアメールと配信活動

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
176/287

第176話 フィアメール

『へぇ~、そうなんだ』


『知らなかった』


『かわいいは、正義!』


そんなコメントが流れる中で『魔族は悪、野蛮』などのコメントが流れるがスタッフの人がそういうコメントを打った人をブロックしていき少なくなっていった。


『悪や野蛮ってコメントがあったけど、どうしてそう言われているの?』


そんなコメントが目に入ったので、


「数百年前に人族との争いがあったっていうのもあるだろうけど、今そういう事を言っているのは『人族至上主義者』っていう人族以外の人は下級民族と考えている人たちと、『聖女神信仰教会』っていう『魔族は邪神の眷族だ!女神を信仰する私たちに正義はある』って言っている人たちなのだ、魔国とダンジョンで繋がっている国にも先にそういう噂を流して交流を遮ってきたのだ。争いがあったのも昔のことだしフィアのパパ……今の魔王は平和主義なのだ」


『あ~、そういう人たちね』


『なんか納得したわ』


『反論はしなかったの?』


「反論はしたようなんだけど人族と魔族、どちらを信じるかって話になったようなのだ」


『あっ…(察し)』


『なるほどね』


「そういう事もあって、フィアは配信を使って魔族の印象を良くしようと思っているのだ!」


フィアメールは胸を張ってそう言った。


『(胸が)けしからん!』


『良い子』


『がんばれ』


変なコメントが混ざっているが、悪意のあるコメントをスタッフがブロックしたおかげで偏見はなく、概ね応援のような良いコメントが流れていった。


『そういえば、マリ様が友達って言ってたけどマリ様経由でまきプロ《まきなつプロダクション》を知ったの?』


「ん?まきプロ?」


「まきなつプロダクションの略称です」


コメントを読んだフィアメールの疑問にサタレアが答えた。


『サタレアさんが喋った』


『キリッとした見た目通りの凛とした声だ』


とコメントが盛り上がる。

そんなコメントを気にする事なく、


「うーんと、まきなつプロダクションを紹介してくれたのはマリのお母さんなのだ。フィアのパパとママの友達で、フィアが遊びに行った時に教えてくれたのだ!」


と回答した。


『フィアメールちゃんのパパ(魔王)とママ(王妃)と友達???』


『なんかマリ様とカイト様のお母様がヤバそうだ』


とコメントが流れる中で、


『マリ様とカイト様のお母さんってどんな人なの?』


というコメントを見たフィアメールが、


「マリとカイトのお母さんは……」


と話し出そうとした所で、

フィアメールの頭に小さな衝撃が来て、


「ピコン!」


という音が鳴り響いた。

何が起きたのか分かっていないフィアメールは頭を押さえながら目を点にしてキョロキョロすると、サタレアと目が合い、


「コンプライアンス」


とサタレアに言われて慌てて口を押さえた。

フィアメールの知り合いの中で麗奈だけは名前や容姿は出さないでと言われていたのを忘れて言いそうになったのだった。

その一連の流れを見ていた視聴者は、


『ピコピコハンマーキタ!』


『なるほど、この為のピコピコハンマーだったのか』


『フィアメールちゃんの驚いた顔いいね』


『フィアメールちゃん親に叱られた子供のような反応かわいい』


『うん、コンプライアンスは大事だね』


などとコメントが流れ、この配信で一番の盛り上がりを見せた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。