アリスちゃん登場!
22話目です♪
ごめんなさい!吉村が力を発揮するのは次回です!
「吉村…お前その人はなんだ?」
「あぁこいつか?、こいつは俺の奴隷だよ」
そう言って吉村は下卑いた笑みを浮かべた。
「おい、今すぐ…」
「あぁ、その子が可愛そうだとか解放しろとか言うなよ?この世界では奴隷が認められてるんだし、それにこれは俺の物だ俺がどう使おうが勝手だろ?」
そう言われでも納得出来るはずなく俺は吉村に掴みかかった。
「てめぇ…人は物じゃねぇぞ」
「はは!…この世界では人は物になるんだよ、それと、
手離せよ勇者だからって何も悪い事をしてない奴にこんな事していいのか?」
「…くそっ」
確かに吉村はまだ何もしてない、それにこの世界では奴隷は合法だ…俺は大人しく吉村の胸ぐらから手を離した。
「はは!そう言えばもう1人の信って奴はどうした?もしかして死んだか?」
「あぁ?」
「はは!そりゃしょうがねぇか!錬金術士なんて言う雑魚職業だもんな!」
「おいてめぇあまり調子に」
流石に我慢の限界で俺は吉村を殴ろうとしたがそれを中村に止められた。
「中村!」
「大吾落ち着いてください、こんなクズ殴っても利益なんてありません、それと吉村、信は死んでませんむしろ強くなってますよ」
それを聞いた吉村は「へぇ」と笑った、恐らくただの強がりだと思ったのだろう。
「まぁいいや、俺がお前に伝えたいこと1つ」
そう言って吉村は俺を指さした。
「なんだよ」
「明日の模擬戦俺が勝ったらあの姫さんルーシアは俺がいただくぜ」
「は?」
こいつ何を言ってるんだ?
そもそもなんで俺にもそんなことを聞く?仮に吉村が勝ってもルーシアさんは吉村の物になる訳ないのに。
てかその子がいるのにルーシアさんまで手を出そうとしているのか。
「お前その子が居るのにルーシアさんまで」
「あぁ?それは今更だろ?こいつ以外にも奴隷はまだいるぜ」
なっ…この子だけじゃなかったのか…
「それにこいつら奴隷とルーシアは別もんだよ、こいつらは俺に奉仕をするだけだ夜の方も含めてな…」
そう言って吉村奴隷の子を下卑いた目で見た。
「お前そんな事まで…」
恐らく夜の方とはそういうことだろう…
「だが、ルーシアは違うあれは俺様の妻に迎える!…
あぁ、ちゃんと毎晩かわいがってやるから安心しな」
ゲスが…まさか吉村がここまでゲスだったとは…いや地球にいた頃はここまで酷くなかった、ならどこで変わったか…それはここに来てからだ、闇魔法という力を手に入れた、しかも厄介な事にその魔法は強力で極まれば相手を死に至らしめる魔法を使えるという、今の吉村はそこまでの魔法は使えないがそれでも厄介な事には変わりない。
「大吾もう行きましょうこれ以上こいつと話してると反吐が出る」
「あぁ同感だ」
それにこのままでは本当にこいつを殴りそうだ。
そう思い俺はここを離れようとした時、ギギギと出入口の扉が開いた。
「ふぅやっとついた」
「ならご主人そろそろ我を下ろしてくれ、みんなが見てる」
「あ、ごめん」
そう言って現れたのは銀髪の美少女と黒髪の褐色美少女が現れた。
突然の来客に他の騎士やメイド、クラスメイトの奴らも扉の方へ目を向けた。
そして次に2人の可憐さに男女共目を奪われた。
ある貴族は美しいといい。
ある貴族は私の妻に迎えたいと。
ある貴婦人はあの美しさの秘訣を知りたいと
ある騎士団団長は見た目に惑わされずあの二人の強さに気づき獰猛に笑うもの
ある魔法団団長はその正体に気づきよく出来てるわねと
ある闇魔術師は興味無さそうに
ある賢者はお菓子を頬張りながら
ある勇者は面白そうにこっちを見て
そしてある錬金術士はこっちを見て「やっと来たかと」
「なぁご主人みんなこっちを見てるぞ?」
「何でだろうねぇ、凄い恥ずかしいのに…」
「む?ご主人大吾を見つけたぞ」
「え?…あ、ホントだ、おーい大吾!、中村」
黒龍に指摘され僕はこちらを見ている大吾と中村の元に走った。
「よう、大吾さっきぶり、てか早くね?」
「そりゃグラトニーさんの転移結晶で来たからねぇ」
あ、その手があったか…じゃ僕のあの10分間は無駄?…
いや黒龍をお姫様抱っこ出来たからいいか…凄く恥ずかしかったけど。
「信、お久しぶりです」
「中村…久しぶり元気してた?」
「えぇ、マロンさんとの毎日はまさに天国でした」
はは、中村らしいな、賢者の修行だって楽じゃない筈なのに。
「ロリコンも大概にしなよ?」
「百合が好きすぎて自ら女になった人には言われたくありませんね」
「確かに」
「「あはは!!」」
「おい!そこの女」
いやぁ、やっぱりこの2人がいると楽しいな…
「おい!てめぇだよ銀髪の!」
全く誰だよ、せっかく久しぶりに会った2人と楽しく話してたのに…そう思い振り向くと。
吉村でした…
「お前、俺様の女にしてやるよ」
「は?」
こうしてアリスと黒龍が到着した事によりパーティメンバーは全員揃ったのだ。
次回…今度こそ吉村の力が…




