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水面の波紋  作者: 実嵐
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からくり屋敷

「最近ではあってはならないことが発覚をしている数の多さに参るよ。それならとも思ってもいいんだけど、上が認めないことで分からないことにもなっているんだ。」

白石は未解決事件が解決しないことが一体どういうことなのかとも思ってしまう。時間が経ったことが理由で解決しないままにするのだから。影山はそれを嫌っているのだという。何処かで未解決事件だったりが解決するほうがよっぽどいいものだといっていたのを思い出した。

「光畑君は誰かが警察官だったりしたの?」

「いいえ、僕はそんなのじゃなくて普通に警察官になりたかったからなっただけに過ぎないんです。コネがあったらまた違うものなんですかね。」

「違うだろうが、何もいいことなんてないさ。余計に身内可愛さが目の前で見せられるだけだろうから。」

13年前の事件に付箋がついていた。そこには時雨と名乗った犯人が起こした事件だった。最初は強盗をしていたようだが、殺人に発展していったようだった。その事件もまた初動捜査の誤りからか誤認逮捕を仕掛けたからか、事件から一線を引いたようだった。おじけづいてしまったのだろうから。からくり屋敷を解読するかのように複雑になってしまっていると光畑は心底思ってしまった。

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