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水面の波紋  作者: 実嵐
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書き換えた場所

御子柴に案内された場所は遺留品だけではなく、ファイルリングされた資料らしきものがたくさんあった。

「此処は?」

「資料課だよ。御子柴さんは此処の課長だ。ただ、御子柴さんは課長と呼ばれるのが嫌だから呼ばないようにしてあげてくれないか。」

「わかりました。」

影山は棚を見渡したところで資料が抜かれたであろう箇所で立ち止まった。彼は察したのか、すぐには何も言わなかった。

「解決した事件の資料もすべてそろっているんだ。警視庁がかかわった事件には限られてしまうがね。なんせ所轄だの本部だの言っているのを聞いていることもあって、俺の昔の立場的にそういうのは嫌いでね。」

影山によれば御子柴厚樹は元鑑識で数々の事件を解決に導いた実績があるのだという。主任まで務めていたこともあってか腕は確かなのだ。当時の担当刑事が証拠をでっち上げたうえに責任を御子柴になすりつけたのだという。それで刑事というプライドを壊すために資料課に入ったのだという。そこからは刑事は逆らえないくらいの情報源にやられてしまっているのだというのだ。

「君に紹介するよ。最近だよ。入ったのは上田修一君だ。」

「上田さん・・・。」

「なんだ。知り合いなのか。」

「交番で一緒でした。立場は変わりましたが、相も変わらずお世話になります。」

少し不思議な挨拶を交わした。上田もまた少し照れ臭そうにしていた。

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