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七話

今回は、神彩かみさや剣吾けんご視点です

ここらで、ちょっと差を見せつけておいてやるか

俺は空中に飛んで女騎士団の包囲を抜けた

そのまま、右腕を上にあげて・・・

唱えた


「火炎の魔法・・・火球」


―――ボッ!!


小さな太陽ができた

この魔法は、激しく自分の水分をなくす。まあ、太陽の近くにいるのとかわらないからな

でも、力を見せつけるにはもってこいの技だ

下の方で、騒いでいる

・・・はあ、なんで俺はこんな国の王になったんだろう

誰も、俺のことを信用はしていないはずだ

そこら辺から来たやつが突然王になったのに、はいそうですか。なんて言えない

まったく、サーラ王妃は何を考えているんだ

逃げようかな?


「ごきげんよう」


!!


「だれだ!!」

「おっと、それをこっちに向けないでください」


いつの間にか、近くにピエロみたいなやつがいる

・・・嘘だろ?全然気づかなかった

いや、それだけじゃない。なんでこいつは飛んでいるんだ?


「見つけましたよ。神彩 剣吾様・・・いや、あくのかみの佐々ささのがら

「・・・だれだ?そいつ、知らねえな」


訳の分からないことを言ってきた

・・・だけどわかることもある。こいつは俺を知っているし、強い


「ふむ、自分が誰だかわかってないようです」

「・・・どういうことだ?」

「いえ」


ニヤリと笑った

そして、ピエロの口が動いた


「すべての者に剣なる悪運じひを・・・」

「な!!」


何が直観した

俺はこの魔法を知っているかもしれない

いや、魔法ですらないかも知れないけど・・・

やばいことだけはわかる


「防御魔法・・・アガーダ!!」


全体鉄壁魔法を唱えた

魔力がなくなっていくことがわかる

それもそうだ。だってこの国全部にかけた

そして、空から・・・剣が雨のように俺と町に降り注いだ


「ふふ・・・そんなちっぽけな魔法じゃ・・・だれも助かりませんよ?」

「・・・クソ!!!召喚魔法・・・黒魔の騎士!!!」


一瞬にて、召喚し・・・一気に!!


「うおおおおおおおお!!!!!スラッシュ!!!!」


全力で、降り注いでいる剣にぶつけた

そしたら・・・


「え・・・?」


消えた・・・降り注がれていたはずの剣が・・・


「残念・・・幻覚です」

「しま・・・」


―――――ドス


・・・俺の体に何かが刺さった。いや、貫かれた

俺は目が虚ろになりながらもそれを見た

そこには、強大な剣が俺の銅を貫き・・・

俺は・・・落ちて行った


「・・・クスクス、さてこれから面白くなりますね」


・・・最後にピエロの声が聞こえたような気がしたが、俺の意識はもう遠ざかって行った


すみません<m(__)m>

佐々柄あたりなのですが、正確には、佐々[ささの]柄[がら]です

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