メインクエスト27「お説教を回避せよ」
あばばばばば。
どうして……どうしてこんなことになったんだ。
右を見れば煌びやかな服を纏った大臣たちがいて、左を見れば厳つい鎧を装備した騎士がズラリと並んでいる。そして正面には……黄金に輝く王冠をかぶったこの国の王――シャフリヤール・クシャラ・シェヘラザードと、その他の王族の姿があった。
ここは、王城ジグラッド。
砂漠の国、シェヘラザード王国の中心であるその城の謁見の間に、ブサメンはいた。
どうしてこんなところにいるのかを説明しようとすると、時を数刻ほど前まで戻さなければならない。
ブサメンとロゼちゃんが王墓を攻略し、ハレルヤーな気分で王都に凱旋したのが、昨日の話。そして未発見のダンジョンの発見と攻略をギルドに報告したところ、その噂は、瞬く間に王都に……いや国全土に広がった。
ブサメンたちは一躍時の人。冒険者ランクも2になった。超有名人だ、金もある。一生遊んで暮らしても使い切れない額の金が。まぁ、工房建設費用で消えるんだけどさ。
けれどその時のブサメンは、なんというか、無敵だった。大量の金が、ブサメンをハイにさせたのだ。クライマーズ・ハイならぬゴールデン・ハイ。ブサメン、超金持ち。
貴族? はっ、貧乏人がよぉ。鼻で笑ってやるよ。王族? ブサメンの前にひれ伏せ。余は金持ちであるぞ、フハハハハ、とか思っていた。周りの冒険者にちやほやされながら、ギルドの酒場で酒なんか飲んじゃってた。
そんな感じで、とても気分よく過ごしていたら、複数人の騎士がギルドに入って来て、ブサメンに「国王陛下がお呼びだ」と言い放ったのだ。そして特に理由も聞かされないまま、連行された。
で、今に至る。
酔いは一瞬で醒めた。
気分は職員室に呼び出された生徒、あるいは部長に呼び出された平社員。
ブサメンは本能で悟った。あ、今からお説教が始まるんだなって。
これが先生に呼び出しをくらった学生なら、退学処分。上司に呼び出しをくらった社会人なら、解雇。国王に呼び出しをくらった一般人なら……処刑?
そんな想像を抱かせるくらいには、この謁見の間は、重苦しい雰囲気だった。
けれど幸いなことに、ブサメンは一人ではなかった。今、ブサメンの隣には、なんと冒険者ギルドの長たるバラック・デズモンドさん(名前からして超強そう)と冒険者ギルド、イシュタリカ支部最強と名高い、冒険者の最高ランクたる10のライオネル・ライヘンバッハさん(ライオン顔の獣人)がいるのだ。
ブサメンが騎士に連行されそうになっているのを見かねて、バラックさんとライオネルさんが同行を申し出てくれたのだ。おそらくは、王侯貴族の理不尽から冒険者を守るという、冒険者ギルドの存在意義を果たすために。きっと彼らは、王族が、王墓に眠っていた財宝をよこせとブサメンに言ってくるだろうと考えているのだ。
さもありなん。
漫画の中とかだと、王侯貴族ってまさにそういうイメージ。
そして案の定、ブサメンを呼び出した国王陛下はこう言ったのだ。
お前、なに人んちのご先祖様の墓、漁ってんだよ、と。
だいぶ要約させてもらったが、実際そういうことを言いたかったのだろう。
まぁ、そうね。そりゃそう言いたくもなるわって感じだ。ひと様のご先祖様の墓に無断で入ってお宝をぶんどっていく……よくよく考えてみれば……いや、よく考えなくても、鬼畜の所業である。ブサメンは何も言い返せなかったよ。
けれどギルド長のバラックさんがちゃんと反論してくれた。
「お言葉ですが国王陛下。かの墓所は魔獣が跋扈し、ダンジョンと化した地でした。魔獣が……アンデッドがいた痕跡が見つかっているので、それは間違いありません。さらにそのダンジョンの主たる王の骸は、死者の軍勢で周辺国家を蹂躙しようとしていたと、報告を受けております。放置しておけば大変なことになっていたでしょう」
「だとしても、だ。王墓を見つけた時点で、我々に報告をするべきだったのではないか?」
「どうやら陛下は、あなた方王侯貴族が、かつて我々冒険者にしたことを忘れてしまったご様子。それを知っていれば、自らが見つけたダンジョンの情報を王侯貴族にバラすなどという愚かな真似はしないでしょうな」
バラックさんのからかうような物言いに、周りにいた大臣が罵声を浴びせ、騎士が殺気立つ。
「グルル……」
それを黙らせたのが、低い獣の唸り声だ。その発生源は、むっつりとした表情で腕を組んで黙り込んでいたライオネルさんだ。鋭い牙が生えそろった口から洩れる唸り声は、謁見の間を底冷えさせた。
王族相手でも怯むことなく発言できる交渉役のバラックさんと、圧倒的武力で多勢に無勢状態でもブサメンの安全を確保してくれる牽制役のライオネルさん。そして無言で突っ立っているだけの――ブサメン。
どうしてブサメンはこんなところにいるんだ?
(だから人んちのお墓に無断で入ったからでしょ)
そうでした。
「だいたい、そこの男と一緒に王墓に入ったというもう一人の冒険者は、なぜこの場にいない? そ奴も我々に謝罪すべきでは?」
「なぜ謝罪する必要があるのです。彼らはなにも悪いことなどしていないというのに」
そうそう、ちなみにこの場にロゼちゃんはいない。ブサメンがギルドで酒を飲んでいた時にも、別にロゼちゃんと一緒に飲んでいたわけじゃなかったし。運よくその場に居合わせなかった感じだ。
その後もああだこうだとバラックさんと国王陛下が言い合いをしているが、決着がつく気配がない。それどころか、ドンドン雰囲気が険悪になっていっている気がする。
はぁ、もうお家帰りたい。
ブサメンがそう思った時、バンッと音がして、謁見の間の扉が叩き開けられた。
「何奴だ! 見張りの騎士は何をしている!」
突然この場に押し入ってきた無礼者を、聞き覚えのある声――近衛騎士団長カルナ・シャディクが叱責する。この前、王冠にはめられていた宝玉を借りるため、王城に侵入したときに遭遇した近衛騎士団長だ。
だが、赤い絨毯の上を堂々と歩いてくる乱入者の姿を見て、すぐに口を噤んだ。
周りが騒めく。
ブサメンが振り向くとそこにいたのは……ロゼちゃんだった。
「貴様……」
そう零したのはブサメンではない。国王だ。冒険者であるブサメンたちと話していた時よりも、よほど険のある声だった。
そしてそれと同じくらい、いや、それ以上に憎々し気な目で彼女を睨んでいる人物がいた。国王の隣にいた二十歳くらいの女性。おそらく王女……ロゼちゃんの姉にあたるのではないだろうか。姉王女のプライバシーを拝見。
名前:アシュナ・ウル・シェヘラザード
レベル:35
種族:魔人種
性別:女
体力:多い
魔力:少ない
攻撃:高い
防御:普通
敏捷:速い
知力:軍事のことなら高め
抵抗:高い
幸運:低い
信仰;そこそこ
備考:シェヘラザード王国第一王女。第二王女であるロゼッタのことを嫌っている
スキル:なし
アシュナさん。見た目は少しきつめの美人だ。黄金の髪を後頭部でお団子のように束ねた髪型と相まって、できる秘書、みたいな雰囲気。
そんな彼女がロゼちゃんを見て眉間にしわを寄せながら、ドスのきいた声で彼女に問いかけた。
「ロゼッタ……なぜ、お前がここにいる。父上が呼んだのは、我らが先祖の墓に土足で踏み入り、盗人同然の真似をした冒険者だけだ」
「私がその冒険者だからです。姉上」
ロゼちゃんが、毅然とした声で応える。
「なんだと!? どういう――まさか」
と、何かに気づいたようにアシュナさんは、自身の隣を見た。つられて、ブサメンもそちらを見る。そこには、一人の少女がいた。アシュナさんの表情を幾分か柔らかくして、さらに幼くしたような顔の少女だ。きっとこのツインテールの少女も、お姫様の内の一人なのだろう。多分、ロゼちゃんとアシュナさんの妹だ。
アシュナさんは、ロゼちゃんより小柄な、ツインテールの、その少女を見て、今度はなぜか痛々し気に顔を歪めた。
「まだ、諦めていなかったのか」
「当然です。それで、どうしますか? 私が、私のご先祖様のお墓に入ることがそんなに問題ですか? それでもイケメンさんの罪を問うと言うのなら、私のことも罪に問わなければなりませんが、あなた方にその度胸がありますか?」
「……っ」
国王陛下やアシュナさんを挑発するような物言いをするロゼちゃん。そして苦虫をかみつぶしたような顔をする国王陛下とアシュナさん。
これは……どういう状況だ?
(ロゼちゃんが君を庇ってくれてるってことでいいんじゃない? ロゼちゃんは王族だから、自分のご先祖様のお墓に入ること自体はおかしなことじゃないし……その上で王墓を攻略した冒険者を罰するなら、当然、ロゼちゃんにも罰を与えることにしなければならない。ただ彼女は王族だから……)
王族の中から犯罪者を出すっていうのは、世間の目を考えればよろしくないって話?
(そうだね。王族から犯罪者が出たということになれば、当然、民衆の王族に対する不信感が強まる。それに、外交的にも面白いことにはならないだろうね。まぁ、それだけじゃないのかもしれないけど)
確かにな。なんか、王族内でも色々問題抱えてそうな感じ。明らかにロゼちゃん、国王陛下とアシュナさんと仲悪そうだし。
「……なんたる愚策! だが……父上」
「うむ……致し方あるまい。聞け、冒険者ども。此度の件、そこのロゼッタに免じて目をつぶってやる。わかったのなら、疾くこの城から失せるがいい」
お? お? 赦された? 赦されたぞ? やっほい!
国王は玉座から立ち上がり、謁見の間から去っていく。アシュナさんは、去り際、ブサメンたちに脅すように言った。
「今年のウォーゲーム、楽しみにしておくがいい。冒険者ども」
? ウォーゲーム? なんぞそれ?
分からない。わからないが、訊ける雰囲気じゃないし。まぁともかく、ブサメンたちももう帰ってもいいようだし、こんな堅苦しいところからはさっさとおさらばだ。ブサメンは早く帰って、王墓から持ち帰った金銀財宝を売って、工房を造る資金にするんだ。
そう思ったのが、謁見の間を出たところで、バラックさんに呼び止められた。
「おい、これは……どういうことだ?」
いや、ブサメンを呼び止めたわけではないようだ。厳しい声音で問いかけられたのは、ロゼちゃんだった。
ああ、そうか。バラックさんたちは、ロゼちゃんが王族だって知らないのか。だから国王がどうして急に赦す気になったのか、ブサメン以上に訳が分からないだろう。
だが、その原因がロゼちゃんにあることは察しているわけで、王侯貴族と仲の悪い冒険者ギルドの長としては、それを見逃すわけにはいかないと。そういうことだ。
「……色々と、事情がありまして」
「どうやらお前は、ただの冒険者ではないらしいな。詳しいことは、ギルドで聞く」
「わかりました……あなたも、聞いてくださいますか?」
「ふん?」
ブサメン? まぁ、話してくれるって言うなら、聞くよ。
というわけで、場所は冒険者ギルドのギルド長の執務室に移り、ブサメンたちはソファーに座っていた。この場にいるのは、ブサメン、ロゼちゃん、バラックさん、ライオネルさんの四人だ。
「訊きたいことはいくつかある、謁見の間でのお前のあの態度、会話の内容、そして国王の言ったロゼッタという名前……どういうことか説明してもらえるだろうな?」
バラックさんがロゼちゃんに問いかける声は、静かだが、嘘や誤魔化しは許さないという迫力が込められていた。
「……私は」
ロゼちゃんは、どうやって説明すべきか悩むように視線を彷徨わせていたが、しばらくすると、覚悟を決めたようにブサメンたちの顔を真っすぐに見つめた。
「私の本名は、ロゼッタ・エル・シェヘラザード。シェヘラザード王国の第二王女です」
「……まったく」
謁見の間での会話の内容から、なんとなく察してはいたのだろう、バラックさんが諦めたようにため息を吐き、ライオネルさんが低く唸る。ブサメンは……まぁ、知ってたし、別に、どうでもいいかなって。
「これは、問題だぞ、ロゼ。いやロゼッタ。王族が冒険者になるなど、前代未聞だ」
まぁ、仲悪いからねぇ。王族と冒険者。
「まさかとは思うが、冒険者の情報を国に渡してなんてしてないだろうな。過去に冒険者と奴らの間に何があったかを知っていれば、王族が冒険者になろうなどと思わない、思えないはずだ。よくもこんな真似ができたものだな。最悪、除名処分もあり得るぞ!」
「待ってください。今そんな処分を下されるわけにはいかないんです」
「お前の事情は知らん。だが、これは我々ギルドにとっては、看過できない事項だ。お前の沙汰は、追って連絡する」
「私の話を聞いてはいただけませんか」
「どんな事情があろうと、お前の存在は、冒険者ギルドにとっては脅威なのだ」
「そんな……」
そうして始まるロゼちゃんとバラックさんの言い合いを、ブサメンは横で聞いていた。
バラックさんの言うことは……まぁ、わかる。かつては、冒険者と王侯貴族の間で、凄惨な殺し合いが勃発し、国一つが滅びるほどの事態にまでなったのだ。両者の確執は深く、そしてその恨みがあるゆえに、どちらも互いを信用できない。
ギルドとしては、ロゼちゃんのことをスパイだと疑う他ないのだろう。そんな奴が組織内にはいて欲しくないと考えるのも、無理はない。
一方でロゼちゃんにも冒険者でいたい何かしらの事情があるのだろうなというのも、よく分かる。共にダンジョン攻略をした身だ。その事情が嘘偽りなく、彼女にとって重要なものだということは、わかっているつもりだ。
どちらの言い分も理解はできる。
(じゃあどっちの味方に付くのさ?)
決まってんだろ。可愛い女の子の方だ。
(だよね。知ってた)
「バラック・デズモンド。冒険者ギルドの長にして、かつては自身も冒険者として活躍し、ランク6にまで上り詰めた強者」
ブサメンの呼びかけに、ロゼちゃんとバラックさんの言い合いが止まる。
「長い時間をギルドと共に過ごした貴様が、ましてや今やそのギルドの長となった貴様が、ギルドのためにその女を排除しようとするのは、わからんでもない」
「クソ生意気な物言いだが、その通りだ」
「だが、ギルドに王侯貴族が冒険者になってはいけないという規則でもあるのか? ないだろう」
あったらどうしよう。
(知らんのかい!)
ブサメン、ギルドの規約なんて、知らない。一応ギルドには分厚い規約が書かれた本があるらしいんだけど、面倒だから読んでない。でもまぁ、冒険者って誰でもなれる職業って言われてるし。
(よくそんな状態で規約がどうこう言えたね)
言うだけならタダだからね。
「なんだと? ……確かにそんな規則はないが、そもそも王侯貴族が冒険者になるなどありえん話だ。なにせ、奴らは冒険者を野蛮な職業だと見下している」
やーねー、貴族って。
「それにこれは、何もギルドのためだけを考えて言っているわけじゃない。ロゼッタのためを思えば、ギルドには所属していない方がいい」
「ふん?」
「いいか? もし、こいつが王族だということが、冒険者にバレたら、王侯貴族側のスパイとして疑われかねん。ギルド側の俺がこんなことを言いたくはないが、それをよく思わない冒険者が、冒険中の事故と見せかけてそいつを殺す可能性さえある。我々と奴らはそれほどまでに険悪な関係だ」
「その通りだ。もちろん、銀髪とてその程度のことは理解しているだろう。だが、それを理解してなお、こいつは冒険者になることを選んだのだ。規則で決められているわけでもない、覚悟もある。ならば誰がそいつを罰せられる? それでは、貴様が嫌う王侯貴族と同じではないか。かつて奴らは冒険者が命を懸けて集めた財宝を、不当に奪った。貴様のやろうとしていることは、本質的に奴らと変わらんぞ。バラック。他でもない貴様が、ギルド長である貴様が、冒険者の証を奪うと言うのか?」
「……」
そう言うと、バラックさんは考えるように黙り込んだ。
「先にも言ったように、貴様のやろうとしていることを、理解できないわけではない。だが、一度時間を置いて考えてみろ。そこの銀髪は、前人未踏、冒険者どもの間で長く語られてきたダンジョンを見つけ出し、攻略した女だぞ。こいつの存在は、冒険者ギルドにとって大いにプラスになるだろうよ。それに、な」
「なんだ」
「見たか。あの王族どもの顔を。行方知れずだった先祖の墓を、寄りにもよって冒険者に見つけられ、暴かれたことを知ったあの間抜け面。いつも偉そうにふんぞり返っている連中が悔しそうにしているのは愉快だったな。俺と銀髪ならば、もっと面白いものを見せてやれる。俺たちの前ではあまねく神秘が解体され、あらゆる伝説が膝を屈するだろう」
言いながら、くくく、と笑う。
この先、ブサメンとロゼちゃんが、いつまで一緒に冒険をするのかは、わからない。もしかしたら、すぐにでも別行動をするようになるのかもしれない。
けれど、ロゼちゃんは、単独でも、間違いなく、一流の冒険者になるだろう。そして多くのダンジョンを攻略していくことになるだろう。中には今回のような歴史に埋もれたダンジョンも混じっているかもしれない。
バラックさんも、かつて冒険者だったと言うのなら、その冒険譚が気にならないわけがない。
「――ふん。魔法使いというのは、どいつもこいつもお前のように口が巧いのか?」
きょとんとしていたバラックさんが、やがて諦めたようにため息を吐きながらそう言った。
「……いいだろう。だが、勘違いするな。ロゼの処分は保留にするだけだ。もう一度、よく考えてみる。ライオネル、お前もそれでいいな。他の冒険者には、このことは口外すんじゃねぇぞ」
バラックさんの警告に、ライオネルさんは意外とあっさり頷いた。
「今日はこれで解散だ。ああ、そうだ、おい」
執務室を出て行きかけたブサメンを、バラックさんが呼び止める。
「そこまで俺に啖呵を切ったんだ。今度のウォーゲーム、お前にも出てもらうぞ。早速、お前の言う、面白いもの、を早速見せてもらうぞ」
「……ふん、任せておけ」
だからそのウォーゲームって、何?
◇◇◇
バラック・デズモンドは、自分の執務室の窓から、外を見下ろしていた。そこには、今まさにギルドを出てきた不細工な魔法使いと、銀色の髪を揺らす美しい少女の姿があった。
「生意気なクソガキだ。だが……冒険者ギルドにも、世代交代って奴が来たのかもしれねぇな。おい、イレイナ」
「はい、お呼びでしょうか。ギルド長」
「ウォーゲームの準備だ。今年は、騒がしくなるぞ」
Tips バラック・デズモンド
レベル:60
種族:魔人
性別:男
体力:多いぞ
魔力: 普通だ
筋力:ムキムキだ
防御:壁のようだ
敏捷:獣のようだ
知力:脳筋のように見えて実はインテリだ
抵抗:低級の魔法くらいなら無傷で済ませるぞ
幸運:普通だ
信仰:割と高い
備考:筋骨隆々、ハゲ頭の大男。頭に入れ墨が彫ってあり、かなり厳つい見た目だが、冒険者ギルド・イシュタリカ支部の支部長を務めるほどの頭脳を持つ。かつては自身も冒険者として活躍し、「豪鬼」という二つ名を持っていた。当時はパーティーの経理係だった。




