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第三十七章・捕まっていた悠さんは?
アリーを倒した私は、(ロックプリズンに)捕まった悠さんを探しています。
*
「どこにいるんだろ、あの人…?」
突き飛ばされたり、刺されたり、捕まったり、本当に忙しい人です。
涙さんがいたら、慌てて探していたでしょう。
「本当に世話のかかる人です」
私はあの人のそんなところがいいんだろうなぁって。
(!?)
ちょっと待って、私は!?
「いやいやいや、そんなわけないでしょ。絶対ありえないし!」
だったらなぜこんなことを思うのでしょう。不思議です。
「違う違う違う。そんなわけない」
私はそう思うことにして、探索を再開します。
*
探索を再開すると、数十分後に悠さんは見つかりました。
瓦解した岩の横で眠っていたんです。
(まったくもう…)
戦っている間に眠っている――”まさしく悠さんらしいな”と私は思いました。




