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第九十五章・初級魔法の使い方って…
俺はアヴィスに聞こうとしたが、止められる。
問題を答えるのに仲間の助言は御法度らしい。
俺はやはり自力で答えないといけないらしい。
初級魔法はファイア・ウォーター・サンダー・ウィンド・ソイル・ライト・ダーク・アイス・ストーンがある。
その中から実用的に使われるものは――
「答えは何ですか?理由もつけてお願いします」
まるでクイズ番組に出演してる気分だ。答えられないと爆発するみたいだし。
俺としてはこれしかない。
「答えは全部で、一番なんて存在しない。ファイアは料理やお風呂を沸かしたりするのに使われ、ウォーターは洗濯や植物の水やりに使われ、サンダーは電力として使われ、ウィンドは風力発電に使われ、ソイルは肥料なんかに使われる。
ライトやダークは電気を点けたり消したりするのに最適だ
アイスは氷として冷やすのに使われるし、ストーンは城壁なんかに使われるな」
俺は早口で言った。
キールは少し黙ってから、
「正解」
と言った。
「よっしゃぁぁ!」
俺は心の声を声に出してしまった。それぐらい嬉しかったのだ。
(やっぱり『孤高の悪魔王』の転生体にこの程度の問題じゃ無理か)
俺はキールの思いなど知らずに、次の問題を待っていた。




