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第1話 全ての始まり

学校の宿題を開いているが誘惑に負けた結果、この小説を書き始めました。

これを読んだ人は著者に勉強しろって言ってきてください。

よろしくお願いします。

俺、九条耀弦(くじょうようげん)は小学3年生だ。

ある田舎の小学校に通っている。

文武両道で、自分で言うのも何だがよくモテていた。


ある日、なんとなく日本という国を見てみたくなった。

小学3年生が考えることではないと思うかもしれない。

ただ、俺は小3の体で高校生くらいの頭脳を持っているらしく、俗に言う天才児だったからそういう事を考えてしまったのかもしれない。


話がそれたが、日本という国を見たくなったので、俺は家出した。

今まで貯めていたお小遣い(10万円ほど)を持って、夏休みが始まった日に家を飛び出した。


俺の住んでいた県には新幹線が通っていたので、新幹線に乗って都会の方に行った。


いろいろなものを見た。

東京スカイツリー、富士山、大阪城、鳴門の渦潮、博多ラーメン、うみたまご。


もうめちゃくちゃいろいろなところに行った。


全都道府県を巡ったので、夏休みの期間などとうに終わったが、俺は気にしなかった。

おかげで警察が誰かを捜しているのを見ることがあったが、気のせいだろう。


2、3年ほど全国を巡ったが、途中で警察を見ることはなくなった。


そしてある日、俺はそれを見つけた。


ある田舎の県を訪れたとき、その時の気分で山奥に行った。

普通の人が行きたくはないようなとても山奥まで行った。


その時、見つけたのだ。


崖にカモフラージュされた、大きな扉を。



そうして、今に至る。




     *     *     *




どうしようか。


これが、今の俺の気持ちだった。


山奥にある隠し扉。

他に、これほど面白そうなものはないだろう。


だが、そこに入ったらおそらく命の保証はないという考えもあったため、悩んでいたのだ。



そうして10分ほど悩んだが、入ることにした。



扉の開け方はさっき見つけた。

このボタンを押すだけでいいのだ。


早速押してみた。


大きな扉が音もなく動く。



そこで意識は途切れた。





     *     *     *




「ん、んぅ」


目を開くと、周りがコンクリートで囲まれた10畳くらいの部屋にいた。

俺は椅子に座らされて縛られている。

そして、眼の前には20代くらいの男性がいた。


もしかしなくても、俺は捕まったのだろう。



「うち、お金ないですよ」

「大丈夫だよ、お金が目的ではないから。えっと、起きてから数秒でその結論まで行き着くとは…………君、何歳?」


「えーっと、8歳です」

「え、本当に!?」


そういったあと、男性は少し考え込み、「そういえば……」とつぶやいた。


「君、名前は?」

「九条耀弦です」


ここで嘘を付く必要もないので、正直に本名を言った。


「やっぱりそうか」


それで俺がどんな子供かわかったようだ。

たしかに、俺は何度か雑誌で取り上げられたことがある。

だが、俺の住んでる県とこの県とは、とても離れているはずだ。


「実写版名◯偵コ◯ンか……」

「俺、あそこまで頭よくないですし、何よりも小3ですよ?」

「似たようなものだろう?」

「まあ、そうですね」


やばい、男性のペースになってきてる。

というか、男性は俺のことをどうしたいんだ?

わからないので、素直に聞いてみることにした。


「あなたは、俺をどうするんですか?」


その質問に男性は少し考え込み、衝撃的なことを話した。


「ここは、一般的に言う『裏社会の拠点の一つ』だよ」

「…………なるほど、俺は口封じに殺されるんですね。短かったけど、いい人生でした」

「ちょっと待ってよ!頭の回転はやすぎるよ!」

「大丈夫ですよ?俺、戸籍上はもう死んだことにされてるらしいんで。殺しても問題ないです」


これは、2年ほど前に旅の途中でニュースを見たときに発表されていた。


まあ、普通は1、2週間ほどで死んだと思うだろう。

まさか、旅をしているなどと思わないだろう。


「殺しはしないよ。その天才的な頭を見込んで提案があるんだけど」

「『君も裏社会に来ないか?』ってことですか?別にいいですよ?」


それくらいのことなら大丈夫だ。

死んだことになっている人間だ、どうなっても問題ない。

それに、こういうことはやってみたかったのだ。


「…………頭の回転が早すぎる。本当に、頭脳は高校生レベルなのか?」

「そうらしいですよ。幼稚園児のときに調べた結果ですけど」

「な…⋯⋯…」


驚きすぎて言葉が出ないらしい。


そりゃそうだろう。

幼稚園児のときに高校生の頭脳を持っている人など、化け物でしかない。


「とにかく、幹部である僕が認めたので、君は今日から『裏社会』の一員だよ」


男性は笑顔で俺を『裏社会の一員』にした。


「……『裏社会の一員』って、どんなことをすればいいんですかね」


最も大きな疑問を男性に投げかける。


「個人個人の仕事をするんだよ。『武器商人』だったら武器を売って、『殺し屋』だったら依頼のままに人を殺して。ただ、年に数回は『上』から仕事を言い渡されるから、その仕事をしないといけない」


『裏社会』は一応ちゃんとした組織らしい。


「そうだ、君のコードネームを考えないといけないね。うーん」


男性はそう言うと、真剣な表情で考え始める。

そうして5分ほど考え、男性はいい案を思いついたように手を叩いた。


「『アキ』ってのはどうかな?ほら、耀弦(ようげん)って『あきつる』っていうふうにも読めるでしょ?そこから取ったんだよ」

「いいんじゃないですか?」


ネーミングセンスなさそうな顔をしているが、案外いい名前を思いつくんだな。

いけないいけない。これでは『裏社会』に誘ってくれた男性に失礼だ。


「そういえば、あなたの名前はなんですか?」


今気づいたが、俺はこの人の名前を知らない。


「俺は蓮見橙次(はすみとうじ)。コードネームは『ソレイユ』だ」


「そうですか。ソレイユさん、1つお願いがあるんですが」

「もう少し名前に反応してくれよ!ほら、「かっこいい!」とか!」

「ワーカッコイー」

「棒読みすぎるよ!?」


だんだん話がそれていくー。


「で、アキくん。お願いって何?」


ソレイユさんは切り替えが早い。


「俺、頭はそれなりにいいんですが、運動能力の方もどうにかしてほしいです。『裏社会』の人なら拳銃とか使うんでしょう?」

「まあ、そうだね。『裏社会』で拳銃を持っていないのはごく一部だけだ。君にも扱い方を覚えてもらわないといけないね。幸い、時間はたっぷりあるしね」

「そうですね。よろしくお願いします」




こうして、俺の『裏社会』の人間としての生活が始まった。




2026/10/26現在、受験生なので更新頻度めっちゃ低いです。

書きたいんですけど、勉強もしないといけないので。

もし更新してたら、なろうという誘惑に負けたってことなので、どんどん勉強しろってコメント敷いてきてください。

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