表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

魔術とは?

 ここは太平洋に浮かぶ本当に小さな島、その中にある建物で何か講義が行われているようだ。


「良いか? 貴様らがここに集められている理由は何か? 教えてやろう! 魔術の才があり、この世の歴史を守るためだ!」


 そう熱弁するのは髭を蓄えた老人。その正面には広い講堂を埋め尽くすほどの少年少女が座っていた。そうして講義が始まる。


「まず魔術について話そうか。基礎魔術、初級、中級、上級魔術、応用魔術があり、順を追うごとにに複雑であり使用者も少なくなる。貴様らが初めに学ぶのは基礎魔術だ。魔術とは魔術構築式を組み立て、そこにエネルギーを流す事で使用することが出来る。このようにな!」


 その時、老人が腕と指を使って空中に何かを描く。すると火花のようなものが老人の手のひらで渦巻き、加速する。


「フンッ!」


 そしてそれを老人が投げると背後の壁に拳大の穴が空いた。


「分かったな? 次に説明するのは魔術師について。魔術師は系統によって異なる。大きな系統は四つ。

 東方の覇者、中国。その文明にて生み出された「神霊・祈祷術」その祖は黄帝こうていと伝わっている。

 そして西方を統べるヨーロッパ。そこで編み出されたのが「白・黒魔術」。開祖は不明だが、長期にわたって魔術界への影響力を持ち続けた系統だ。

 そして仏教の聖地、インド発祥である「法力・念道」。開祖は仏陀とされている。

 最後に我が国、日本で生み出された「陰陽道」だ。今も尚、その伝統は厳重に守られ続けている」


 学生達が目を輝かせる。


「魔術師にも階級があり、三級から一級の「魔術候補生」これは歳や強さによって徐々に上がり、最高位である一級魔術候補生になった者は「マスター」と呼ばれる魔術師に師事するのだ。そしてマスターに認められた者が真の魔術師として独り立ちを許可される」


 すると壇上に何人もの大人が上がってくる。


「君たちが候補生の間面倒を見る魔術師達だ。しばらくの間は彼らをマスターと呼べ」


 すると照明が暗くなり、壇上の一点に照明が当てられる。


「そしてこの魔術界には当代最高最強の魔術師にのみ許された称号がある。紹介しよう、彼こそが現代最高最強の魔術師……「グランドマスター」である!」


 そうして1人のフードを被った男が登壇する。


「皆さん、ここに集まってくれた事を嬉しく思います……皆さんの中から私の後を継ぐものが現れることに期待しましょう」


 そう話した彼。彼こそがグランドマスター、天薙辰巳である。



 この物語は彼の元に集まった弟子と、世界の歴史をめぐる壮大な(?)物語である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ