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第七十一話「黄昏の混沌再来」

園芸部があまりにもカップルの領域になってしまったので。

俺はクールに立ち去る事にした。

多分、黙ってなにも言わずに立ち去っても何も言われまい。

さて、今日も一仕事そしてまた一つリア充を作った事で終わり。

特にやる事もないのでようやく下校できる。

今日も大変な一日だ。

そして長い一時間だ・・もう四時だ。

夕焼けは少ししか見えていないとはいえ、あっという間な時間だった。

さあ、家にまた一歩前進しよう。


「そこにいるのは選ばれし英雄の1人・・柳原先輩・・ッ!」


「(まーだいたのかこの暇人めが・・)」


「おう・・色物コンビ」


なにやら珍しい二人組だ。

俺が校門を出ようとしたその時振り返れば奴がいる。

そう、眼鏡イケメン事田畑である。

そしてその隣りには珍しく外に出ている下校姿の西園寺先輩である。

何故・・この二人が一緒にいるんだろう。


「な、なにしてるんですか?」


「聞きたいか?選ばれし英雄・・ならば教えて進ぜよう・・」


「(変わった駄菓子屋があるとかいうからそこにデートしに行く、以上なんかあっか?)」


「うわ・・もう何からツッコもうかな・・柳原君困っちゃう」


「珍しいですね・・選ばれし英雄に困りごと・・」


「(明日は台風かな?)」


「いや、アンタらのせいだよ」


やべえよどっちもキャラが濃すぎてさっきまでの二人が懐かしく見えるくらいだよ。

この二人が駄菓子屋でデートっていうだけでもインパクト抜群なたんだぞ、

見たか、今駄菓子屋デートってスケッチブック見せた時のすさまじい笑顔。

調興味津々そうな顔なのに辛辣なコメントで俺笑う事しかできないんだけど。

そしてこのイケメンと美人、すげぇ絵面的にはまあ確かにいいよ。

でもこの美男美女そろえておいてデート場所が駄菓子屋はズルいだろ。

この二人だけでも笑うのに駄菓子屋ってだけで笑うもん。

もう勘弁してくれよ、腹筋もたないよ。


「いやー・・ダメもとで誘ってみた甲斐がありますよー・・」


「(興味を持ったのはお前の紹介する駄菓子屋だからな?)」


「はっはっ・・またこれはキツイ一言・・そういう所好きですよ」


「(私は嫌い)」


「ごめん、会話だけで俺もう・・笑うわ」


「当然だ、俺は笑顔を作る男だからな」


「(そういう意味で笑ってないぞ・・アイツ)」


「頼む田畑・・もう‥マジで勘弁してくれよ・・語源力おかしくなりそうなんだ・・」


今日は本当にある意味最高の災難な日にだろう。

なんて日に一度にカオスを持って来やがるよ神様。

頼むからカオスは一日一回に抑えてくれよ。


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