幕間4 Re:Union
「い……やだ……」
「……ごめんね、すぐに戻るよ。いい子だから、先に逃げていなさい」
「……うそ。きっと……じぶんだけ……し、しんじゃう、つもり……なんでしょ」
「……気付いていたのか……」
「ね、ぼくも……つれていって。すこしはおやくにたてる、から……」
「……それはできない。君を戦場に連れて行くなんて、私には……」
「や……だ……。……しんじゃっても、いいよ……い、いたくても……いいよ。だから……ひとりにしないで……」
「よしよし。大丈夫、一人じゃないよ。手の甲の印、見せてごらん」
「……うん」
「これがある限り、私達はずっと……たとえ距離や時間が離れても……ずっと一緒だ」
「……いっしょ」
「そう。遥か先の話かもしれないけれど、絶対に私達はまた会えるから。……だから、それまで君には……生きてほしいんだ。そうやって生き抜いて、今日という日のことを忘れないでほしい。……約束してくれるかい?」
「……うん。やくそく、する。……ぼく、がんばるよ……」
「よしよし。君は強い子だね。……それじゃあ、またね」
「……ま……?」
「遠い未来で会えるよ、っていうこと」
「……うん。ま……た、ね」
(そう、これはさよならの代わりじゃなくて)
(約束なんだ)
(いつかまた)
(クルーヴァディアで会うための)
お読みいただきありがとうございました!
ブックマーク、感想等はお気軽に!
誤字脱字がありましたら報告していただけると幸いです。




